1点差でも16点差でも負けは負け

今日は鎌ケ谷が降雨中止だったのでそのままリアルに中継を見ようかとも思いましたが早起きで眠かったので昼寝を、目覚めたら見事な大敗でした。
さすがに追っかけで見る気も起きずに今日はスコアテーブルのみ、ダイジェストはちょろっと見ましたが、酷いものです。
井口監督は「1点差で負けるのと一緒なので明日切り替えて頑張ります」とはそのとおり、でも球場に足を運んだファンはたまったものではないでしょう。
しかも「しっかり戦略は練っていったけど」と俺は悪くない、戦略どおりにやらないお前らが悪いんだ、と言わんばかりのコメント下手が傷口に塩を塗って、このチームは大丈夫かよと心配になるほどに、20安打を浴びての16失点に僅か3安打の零封負けはダメージがでかすぎます。

試合は数分で決まる

ただでさえ味方打線の援護が無いのに石川は先頭打者に一発を浴びて、3分も経っていなかったでしょう、零封負けですのでそこで試合が決まりました。
二回はイヤらしくスクイズを決められて三回は連打を浴びて5失点、7安打2四球は64球でしかありませんでしたが立ち直り不能と見なされたのか早々に交代は致し方なし、先発が五回を投げきれずに試合を壊したのは今季三度目、うち二回が石川ですがトータルを考えるとそこを責める気にもなれません。
その後も失点を重ねて中村稔のベースカバーが遅れたのはもう気持ちが切れていたのではないかと、そこからのイニング跨ぎで打ち込まれても晒し者状態は田中靖が一斗缶を背負って火に油を注いで、両投手とも明日に抹消で今日の鎌ケ谷組から呼ばれる選手が出てきそうです。
そんな試合に佐々木千ってどうよ、なぜに昨日に投げさせなかった、1回を僅かに9球で三者凡退だっただけに疑問が膨らみます。
まともにバットに当てさせずらしいピッチングはそれこそ益田に代わる守護神への待望論も出てきそうで、ただ話題になっているアクロバットな守りはグラブに当たったからよかったものの手首や肘に当たる可能性もあったわけで、打球に利き手を出してしまうのと同じぐらいに危険な行為に思えました。

今日も言わなかったのかな

戦略は練っても今日も一発で仕留めろとは言わなかったのか、僅かに3安打で攻撃時間も当然に短かったのでしょう。
初回こそチャンスを作るも追い付けずに三回以降はノーヒットが続いて、それだけ大関がよかったのかもしれませんが今季初登板初先発でも抑えられて2勝目を献上はまたしてもロッテキラーで集中的にぶつけられそう、他のチームはそこそこ打っています。
そして16点ビハインドの九回裏に代打も出さずにそのままってのがいつもの光景で、こんな試合だからこそ全員を出そうよ、強くそう思います。
残っていたのが三木や福田秀や岡という若手とは言えない面々であってもスタメンや大事な場面で起用するケースもあるわけで、こういうときに試合慣れさせておかないとベテランだっていきなり打席で結果を残せと言われたって難しい、西村時代から負け試合の使い方が下手くそすぎでしょう。
ホント、負けるのもつまらないですが打てないのはもっとつまらない、野球はしょせんは点取りゲーム、点が取れない野球はもう野球ではありません。

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◆5月7日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク7回戦(ソフトバンク6勝1敗、14時、ZOZOマリン、27,296人)
▽勝 大関 7試合3勝2敗
▽敗 石川 7試合3勝2敗
▽本塁打 三森5号(石川)、柳田5号(田中靖)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、小沼、佐々木千、中村稔、田中靖—松川、佐藤都
ソフトバンク 大関—甲斐

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