2024年通信簿 2 松川虎生

2 松川虎生 捕手 21歳 年俸2000万円

【2024年成績】 2試合 4打数 0得点 1安打 打率.250 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 3三振 得点圏打率.500

地盤沈下が止まりません。
ただでさえ少なかった一軍出場がさらに減って僅か2試合4打席、それ以前にちょこちょこと消息を絶って寺地の台頭があったにせよ浦和の正捕手ですらなくすっかりと影が薄くなってしまったような、ほんの2年前にロッテは15年は捕手が要らないと言われたのが嘘のようです。
二年続けてヤクルトの中村と自主トレをしたのはチームに手本となる先輩がいないのかライバル意識なのかは分かりませんが地に足着けて練習をする姿勢としないともう主力扱いではない、そこを認識して田村塾なのか佐藤塾なのか分かりませんが参加させてもらう来春であってくれよと願います。

さして変わらず

それでも石垣島では一軍扱いで練習試合では一番に多く出場して、しかし佐藤との併用もあって他の出ずっぱりの選手に比べれば半分程度の打席数でヒットを1本も打てない打撃の弱さを露呈、オープン戦に入ってやっとヒットを打つもその後半に二軍落ちとなってしまいました。
二軍でも100打席以上で.228、長打は二塁打が1本だけというひ弱さは相変わらずで、このレベルで引っ張りきれないのは強打の捕手とされたドラフトのときの評価がかさ上げすぎ、強肩とされた江村があんなだったようにこれがアマチュアとプロとの隔絶した差なのでしょう。
印象としては昨季と変わらないなと、この年齢でそれを感じさせてしまうのはかなりヤバいように思えます。
それがシーズンを通してのものかは不明ですが終盤戦の行方不明は右足の肉離れだったようで当初は秋季練習にその名はありませんでしたが途中から参加して、もし台湾があったら送り込みたくもなりますが手元で管理した方がよいのかもしれず、どうあれ来季は高卒社会人ルーキーのつもりで貪欲さを見せて欲しいです。

何で食っていくか

既に打撃では佐藤の足元にも及ばず寺地にもさくっと抜かれて、トップの写真は石垣島でのものですがシーズンに入ってからは太めでブロッキングが上達したようにも見えず、何で食っていくか何でアピールしていくか、そこも真剣に考えなければ拙いでしょう。
捕手陣の勢力図が固まりつつある中で、漫然と全体的なレベルアップなどと言っている余裕はありません。
ここから急にバッティングが向上するとも考えづらく守りをメインにした第二捕手を目指すのがよいのか、チームでは随一を誇るフレーミングの巧さを一軍で活かせないのがもったいなくそれはその目標への武器にもなって、もちろんレギュラー捕手を諦める必要は無いですし諦めてしまった時点で終わりですが現実を見つめる堅実さが求められてそれも方便、そういう点では石垣島よりも絞れているように見えるのがよさげではあります。
絞ったのか痩せたのかは判然としませんが愛斗のそれに比べれば分かりづらいものの鎌ケ谷で動きが鈍かったときに比べれば確実にシャープになっていて、捕手はある程度のがたいが求められてしかし動けなければ百害あって一利なし、この体型をキープしたいです。
ただなぁ、愛斗も大概ですし助っ人も含めて大半がそうですがプライベートはよい、でも練習中や試合中のネックレスが目障りでなりません。

大幅ダウン

【オリオン村査定】 2000万円 → 1600万円(▼20%)

ほぼ何もしていないも同然で、大幅ダウンは避けられません。
思い切って件の高卒社会人の上位指名といった感じで、このクラスではちょっと考えられないダウン幅にしてみました。
どうにも吉井監督の評価が低そうでその政権のうちに浮上の目があるとも考えづらいのですが、寺地との二枚看板になれるようここを下限に踏ん張ってください。

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