2023年通信簿 43 秋山正雲

43 秋山正雲 投手 20歳 年俸560万円

【2023年成績】 E 22試合 3勝3敗1S 防御率5.68 44回1/3 55被安打 9被本塁打 18与四球 1与死球 28奪三振

今季も自分にとっての秋山は謎のままでした。
鎌ケ谷のベンチ入りメンバーに何度か名前がありながらも投げることは無く、まだナマ秋山を見たことがありません。
よってロッテファンには評価が高めの秋山がどういう存在かがふわっとしたままで、来季こそそのピッチングを目の当たりにしたいものです。

停滞

数字的には停滞と言ってよいでしょう。
猫も杓子も和田の門下生となる哀しさはさておき予定していた自主トレに参加したんだろうか、ねじ伏せるタイプではないだけに和田に学ぶところはあるにしても自主トレでそんな突っ込んだところまでいくとも思えず、野球に対する姿勢であれば小島ではダメなのか、その小島も和田門下生です。
さておき対外試合初戦となる楽天猿との試合に先発はプロスペクトの立場を示していて、3回2安打無失点でした。
しかし期待が高すぎたのかもしれませんがストレートでの押し込み感が足りず、せっかくのカーブが決まっても全体として成田っぽかったです。
そしてNPBを相手に2回6安打3失点、韓国ロッテとの練習試合では3回2安打2失点と乗り切れないままに、オープン戦にはお呼びがかかりません。
開幕後は先発で起用されるもののピリッとせず短期間ながらも行方をくらまして、その後はリリーフが増えて立場の沈下が見て取れました。

育成方針

そうなると小柄な左腕ということもあり、被弾も多い、成田二世への不安が無いわけではありません。
そのあたりも来季にナマで見てからの判断となりますが、チームとしては育成方針を変更するきっかけになったとも思える秋山です。
変更と言いますか元に戻すと言いますか、種市や島のころまでは高卒ルーキーには閉幕間際の実戦登板のみで体作り中心だったものが故障があった中森はともかくとして古谷、土居、横山と早めの実戦投入はその後に一軍での起用があって、しかし古谷も土居も故障で大きく躓きました。
そして秋山の伸び悩みに今季は田中晴の扱いが変わったのはたまたまなのか、もちろん個人差はあるでしょうが、秋山にも故障が無いよう願うばかりです。

勝負の3年目

【オリオン村査定】 560万円 → 560万円 (±0%)

高校生は3年目まで下げることはしないとのポリシーで、このオフも現状維持としました。
球団はやや高めということもあり気持ち下げるかとも思いましたがやはり現状維持で、それもこのオフ限りです。
来オフは肩叩きの候補があまり多くない、これは喜ぶべきか定かではありませんが、この状態が続けば秋山も他人事ではありません。

2022年通信簿

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