2023年通信簿 127 吉川悠斗

127 吉川悠斗 投手 18歳 年俸230万円

【2023年成績】 E 1試合 0勝0敗1S 防御率0.00 1回 0被安打 0被本塁打 0与四球 0与死球 1奪三振

実戦登板は僅かに1試合、高卒ルーキーが種市時代の起用に戻ったのであれば、それはそれでよしです。
早くから実戦を重ねた古谷、土居、秋山が出足は快調ながらも大きく躓いて現在に至っているだけに、なおさらです。
いわゆる速球派ではなさそうですがチームとして渇望される高卒左腕、来季に飛躍へのきっかけのための経験を積み重ねれば次の扉が見えてくるでしょう。

持ってる!

その1試合は8月上旬に1イニングを三者凡退は降雨コールドも手伝っての「プロ初セーブ」を手にして、そういう意味では持っています。
王柏融に粘られましたが最後は空振り三振に切って取って、台湾の英雄を相手に自信にもなったでしょう。
それでも次回が無かったのは体作りを優先したのだと思われ、宮崎では投げていたことで体調に問題があったわけでは無いと思いたいです。
その体作りはプロに入ってから5キロ以上も体重が増えたらしく順調そう、本人も手応えを口にしていて、春先に見たときにはまだほっそりとした感じでしたが少しはガッチリとしたのであれば来年が楽しみでしかなく、高卒ルーキーは鎌ケ谷に一人ずつ帯同しておそらく空気を味わわせるためだったと思われブルペンをネット越しに怪しい撮影となってしまいましたが、次に鎌ケ谷で見るときはマウンド上にいる吉川であることを願っています。

目指せ小島

お手本は小島とのこと、いいかもしれません。
小島もストレートで力押しのタイプではありませんがそれでもプロに入って球速、球威が増して現在のポジションを勝ち取りました。
吉川もドラフトのときはMAX142キロとされていたものが件の試合では140キロ台半ばが出たようで、プロ入り後に球速が落ちるのが常だったロッテなパターンではなく小島ロードに入ったのであれば喜ばしい、映像を見るとやや立ち投げ感はありますが腕が少し横から出ているのも武器になりそうです。

薄給をバネに

【オリオン村査定】 230万円 → 230万円 (±0%)

当然に現状維持、と言いますか240万円ぐらいは出してあげようよ、しょぼすぎます。
さておき一足飛びに支配下選手登録はかなりハードルが高く、よって二軍でどれだけ投げても年俸が上がることはないでしょう。
薄給をバネに頑張ってくれ、としか言い様が無いのが哀しくはあれど、うん、頑張ってください。

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