2022年通信簿 62 森遼大朗

62 森遼大朗 投手 23歳 年俸420万円

【2022年成績】 3試合 0勝1敗0S 防御率10.13 8回 11被安打 1被本塁打 5与四球 0与死球 4奪三振 被打率.333

オフに念願の支配下選手登録をされて二桁の背番号で臨んだ今季は一軍キャンプでスタートしてシート打撃で17打者を2安打に抑えるなどのアピールでチームとしての初実戦の先発を任されましたが結果を残せず、5点台の防御率で開幕一軍を逃してしまった森です。
夏場になってプロ初登板、そしてプロ初先発もそこでも炎上してしまいその後は浦和に定住してしまったのは、かつて推しメンとした自分としても誤算でした。
本来であればこの躓きは昨季に経験しておきたかったですが悔やんでも詮無きことですので前向きに、来季の飛躍のために屈んだとでも思っておきます。

自滅・・・

そのデビュー戦は1回1奪三振零封とまずまずでしたが初先発では4回8安打7失点は、打たれたことよりも3四球が気になりました。
一軍での8回5四球も多いですがプレシーズンも11回2/3で5四球と自滅に近い感じがあり、お手本にできそうなきれいなフォームはコントロールに苦しむ余地が無いようにも思うのですがこの四球の多さは心の弱さ、攻め切れなさからきているようにも思えます。
二軍でもそうですがストライクが入らないと言うよりは追い込んでも詰めが甘くそうこうしているうちにコーナーを狙いすぎて歩かせてしまう、四球から崩れていく典型的なパターンで自信が無いのか決め球が無いのか、きっとその両方なのでしょう。

変化球を磨け

ストレートは140キロ台半ばから後半は出ますしカーブなど緩急を使えますし、しかしそのカーブも変化球の多くを占めるスライダーも武器になっていないような、打たれたヒットのほとんどが変化球だったと思いますしせっかくのストレートが活きていません。
落ちるボールはフォークだと思うのですがこれもバウンドしがちで、変化球を磨かないと次の扉を開くのはしんどいでしょう。
昨季も不憫でしたが今季も旬を逃した感があったのはしかし立場的に優先されないとなれば仕方なし、タイプ的には先発でしょうからもちろん開幕一軍が理想ですが二軍で確かな実績を積んで「森を使いたいから昇格させる」となるよう、節目の年男として目立ちまくってください。

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【オリオン村査定】 420万円 → 420万円 (±0%)

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