2022年通信簿 27 山本大貴

27 山本大貴 投手 27歳 年俸1000万円

【2022年成績】 E 27試合 2勝1敗6S 防御率2.87 31回1/3 21被安打 2被本塁打 9与四球 0与死球 19奪三振

今季も一軍での登板が無いままに、期限ぎりぎりのところでトレードでヤクルトへ去って行きました。
左腕同士はどこか石崎-高野と似ていて坂本の事情は承知していませんがロッテではじり貧の山本大だっただけに、よかったのではとは思います。
社会人出身ながらも素材型に近かったものを育てられず、かどうかはヤクルトでの結果で明らかになりますが、移籍後も厳しい状況が続く山本大改め山本です。

大ざっぱ

開幕前はどうしても中継ぎ左腕が欲しいベンチの意向でかなり期待をされて、これでもか、これでもかと起用されました。
しかしなかなか抑えられず追試、追々試も都度クリアでずの二軍スタートは仕方なし、二軍ではそれなりの数字を残しましたが声はかかりません。
そのプレシーズンでは4回2/3で4与四球と制球難を克服できなかった、分かりやすく言えばそんなところでしょう。
被安打も3でそれでいて防御率は3.86と大炎上するわけでもなく奪三振も3ですから大ざっぱながらも力抑えする、そういうイメージは無いのですが数字はそれを物語っていて、そういったところにちょっとしたきっかけでとヤクルトが目を付けたようにも思えます。

ラストイヤー

それでもGW明けぐらいから落ち着きを見せて与四球、奪三振ともに数を減らしていましたので、まとまりつつあったのかもしれません。
それを成長と見るのか小さくまとまってしまったと見るのか、判断は難しくロッテは後者、ヤクルトは前者と考えてのトレードであれば山本にとってはいい話だったのでしょうし移籍後は一軍で起用されて大きなチャンスは掴み損ねた5回2/3で3発を含む10被安打と大炎上です。
そのまま肩を叩かれてもおかしくはなかったところでシーズンも半ばだったからか生き残って、しかし分母は小さくも二軍ではまたイニングの半分に近い与四球とほぼ同数の奪三振という山本ではなく山本大のピッチングとなれば来季は厳しい「ラストイヤー」になりそうです。

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【オリオン村査定】 1000万円 → 査定不能 ※7/29にヤクルトへ移籍

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