2021年通信簿 95 植田将太

95 植田将太 捕手 24歳 年俸300→420万円

【2021年成績】 E 66試合 157打数 11得点 30安打 打率.191 4二塁打 0三塁打 1本塁打 17打点 1盗塁 17四死球 30三振

珍しい慶大からの育成枠選手となった植田は、その慶大カラーらしくもない雑草魂で期限ギリギリに二桁の背番号を手にしました。
高校生以外では宮本、岡田、山室、黒沢、大木、柿沼、そして本前と一番に遅い黒沢が3年目の途中に、それ以外は全てが2年目以内という支配下選手登録をされた過去の実績、壁からしてホッとしたのではないかと、故障者続出という捕手難の追い風が吹いたことも持っていると言えなくもありません。
しかし本人の「ここからがプロ野球選手としての本当のスタート」の言葉どおりに勝負はこれから、来季はお試しでも一軍のマスクが目標となります。

植田バズーカ

持ち味は何と言ってもその強肩で、最終的な数字は探せませんでしたが支配下選手登録をされた時点で二軍レベルながらも盗塁阻止率が5割5分を超えていましたのでおそらく5割近かったのではないかと、加藤が大学時代に1割台しか打てずに指名されたのと同じく7試合1安打でしかなかった植田ですので肩という一芸を評価されてのものだったと思われ、どこか似通っていることもありまず目指すは加藤のポジションになります。
鎌ケ谷で見た感じではそれほど堅実には思えませんでしたが守備率はリーグトップですし、今季も1割台に終わりましたが昨季に比べればプロ初アーチもありましたし打撃も上達しつつあり、2割を超えるぐらいになれば加藤の背中がちらりとでも見えてくるでしょう。
もちろんリードも大切ですが加藤風に言えばリーグ優勝、防御率トップの投手陣を支えた正捕手であり、そして売りの肩ではエキシビションマッチでピシャリと刺して一発で答えを出して、打っても守っても、そして走っても必死さが感じられる植田は推しの一人です。
だからと言って一軍で正捕手を狙えるかと問われれば厳しい、とは総合力での田村の壁は厚く先々では松川の存在もあり、タイプが似ている加藤、あるいは柿沼を超えるのも簡単ではないでしょう、それを諦めて欲しくはありませんが抑え捕手のような役割を目指すのも選択肢としてあってよいと考えます。

2020年通信簿

【オリオン村査定】 420万円 → 420万円 (±0%)

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