76 ホセ・フローレス 投手 32歳 年俸1000万円
【2021年成績】 10試合 1勝0敗0S 防御率1.38 13回 9被安打 0被本塁打 5与四球 0与死球 11奪三振 被打率.196
明確に来季の契約を結ばないとの発表はありませんが、しかしハーマンと同じく保留者名簿から外れたことでそれとイコールなのでしょう。
昨オフも同じ展開でしたがそれでも年内に再契約でしたから、年が明けてのこのタイミングになってそうなるとも思えません。
厳しい場面で投げたわけではありませんが一軍でこの数字で二軍でも24試合で防御率1.80、しかも安い、そんなフローレスを敢えて手放す必要が無いとはロメロはともかくゲレーロはまだ海のものとも山のものともつかぬ存在なわけで、リスク管理としてもどうよ、が正直なところです。
評価が低かった
もっともシーズン中の扱いからして昨季から評価が低いとしか思えないようなものでしたから、現場としては屁とも思っていないのかもしれません。
二軍でも一軍でもこれだけ投げられれば次のステップアップがあってもおかしくはないはずが、そういったチャンスは与えられませんでした。
その野手投げと言いますかアーム式と言いますかフォームはきれいなものではありませんが150キロを軽々と超えるストレートにスライダー、フォークかと思っていましたがどうやらスプリットらしい昨季に無かった落ちるボールで奪三振力は高く、ストライクとボールがはっきりしてしまうケースもありましたが制球力は昨季よりも向上して敬遠を含む4四球で乱れた試合を除けば四球を出したのは1試合だけ、ロングリリーフも連投もこなせるタフさもあります。
ふてぶてしい、とはまた違った常に不満顔とくちゃくちゃとガムを噛む姿が一部に不評とも聞きますが、抑えてくれれば自分的には何でもありです。
三年目のさらなる飛躍を期待していただけに残念でならず、先発もできますのでロメロ、ゲレーロの躓き対策にうってつけ、があるいは本人としては不本意でしょうから陳冠宇と同じく自ら退団を選んだのかもしれず、そうであればハーマンに固執したツケなのかもしれません。
【オリオン村査定】 1000万円 → 1200万円 (△20%) ※12/2に保留者名簿外