2021年通信簿 20 東條大樹

20 東條大樹 投手 30歳 年俸2700万円

【2021年成績】 5試合 0勝0敗0S 防御率5.40 3回1/3 7被安打 0被本塁打 5与四球 0与死球 0奪三振 被打率.500

ここまでコツコツと積み上げてきたものが、プロでの6年間の最低の数字により瓦解してしまいました。
分母が小さいにしても被打率は酷いものですし一軍で最後の登板となった試合で5打者に4四球とイメージは最悪でしたが、それでもここ2年の活躍からすれば異常なぐらいに放置された、とは二軍では37試合に投げて防御率1.57だったからで、その上をいく1.19だった石崎もお呼びがかからないままに戦力外通告をされましたからそういうものだと言ってしまえばそれまでではあるものの、東條には昨季にあれだけ吉井コーチが我慢をしただけに違和感しかありません。

トレードの有力候補か

練習試合、オープン戦では6試合で防御率3.86と微妙なところではありましたが、その実績ながらも開幕二軍が兆しだったのでしょう。
4回2/3でソロを2発食らったのが拙かったのか、それとも河村、土居の若手抜擢に押し出されてしまったのか、吉井コーチの思惑がイマイチ分かりません。
見切るのであれば昨年の夏前に躓いてすっかりと敗戦処理と化したところだったはずが、それでも一軍で投げさせた投資がもったいなくもあります。
それでいて小野、東妻への辛抱がありましたから来季のこの両投手がどうなるか、吉井コーチであれ誰であれ、東條と同じ道を歩む可能性もあるのでしょう。
春先に一軍で、秋口に鎌ケ谷で見た東條は抜群ではないにしてもストレートの走り、スライダーの曲がりとも悪いようにも見えず、小野をあそこまで投げさせるなら東條でと思ったのが正直なところで、来季もこういった起用が続けば見た目は二年続けての不振となって本人にもチームにも不幸でしかありません。
それであれば有吉に続く有力なトレード候補として今オフにも、遅くてもシーズン中に出してあげたくもなり、いい話があることを願っています。

2016年通信簿
2017年通信簿
2018年通信簿
2019年通信簿
2020年通信簿

【オリオン村査定】 2700万円 → 2200万円 (▼19%)

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

© 2007 オリオン村