126 原嵩 投手 23歳 年俸500万円
【2021年成績】 E 20試合 0勝1敗1S 防御率4.79 20回2/3 23被安打 3被本塁打 13与四球 0与死球 12奪三振
危ないかなとは思いつつも枠を気にしないでいい育成枠契約ですしまだ高卒6年目、腕を下げてから1年ちょっとですので厳しい数字ではあってももう1年は見てもいいかなと考えていましたが、見切ったのはベンチなのかそれとも本人なのか、今季限りでユニフォームを脱ぐことになりました。
ここのところは戦力外通告を受け入れた選手をスタッフとして迎えていても大木や安江、鎌田など育成枠選手は対象外で、しかし支配下からの転向組としては初めてのケースとなるのでどうなるかと思っていましたが野球からは離れるとのこと、オファーが無かったのか高濱パターンか、そこは不明です。
最後まで制球難
春先に鎌ケ谷で見た原は140キロ台半ばのストレートにこれまでとは違って威力があり、これが腕を下げた効果なのか、本人もしっくりくると言っていたのがこれだったのか、と驚いたのですが、しかし球数が増えると分かりやすいぐらいに一気に数字が落ちていきます。
そうでなくてもコントロールがばらばらで四球連発、まだ時間がかかりそうだなと、それでもスターターとしての期待が感じられる起用でした。
しかしなかなか結果が伴わないと開幕後は守護神的な役割を任されますが暴投でのサヨナラ負けを喫するなどこちらも上手くいかず、その後はしょぼしょぼと忘れたころに投げるといった感じで名前をあまり聞かなくなったので右肩下がりにあらゆるものが転げ落ちていってしまったのでしょう。
体の幅と厚みが大きくなってのサイドスローはゆったりとしたフォームではなく全てがクイックのような急に腕が出てくる感じは打者からすればタイミングが合わせずらかったかもしれませんが、それもゾーンに入ってこそ、最後まで制球難を克服できなかった原でした。
2016年通信簿
2017年通信簿
2018年通信簿
2019年通信簿
2020年通信簿
【オリオン村査定】 500万円 → 500万円 (±0%) ※10/27に戦力外通告