62 永野将司 投手 27歳 年俸900万円
【2020年成績】 13試合 0勝0敗0S 防御率5.40 15回 16被安打 0被本塁打 13与四球 0与死球 14奪三振 被打率.302
コロナ禍での6連戦が移動に難のある永野には追い風になって、自己最多登板のシーズンとなりました。
地元だけではなく大阪や仙台でも投げましたのでさすがに福岡は現実的ではないにしても今後に移動範囲は広がっていきそうな、しかしどうやら自家用車を自らハンドルを握ってのものらしいので事故が心配ですし長時間の移動は心身ともに負担になるはずですから先行きが明るいとも言えないところはあります。
それを覚悟のプロ入り、そして獲った球団ですが本人のためを思えば、移動距離が短い在京セントラルへの移籍もあってよいかと考えないでもありません。
来季は6連戦ではないことで出番を減らすのか、それでも活躍の場を増やせるのか、松永次第なところはありますがチャンスは限りなく広がっています。
ロッテ化をどう防ぐか
もちろんロッテで輝いてくれるのが一番です。
二軍では14試合、10回2/3で僅かに2安打、そして13奪三振と無双に近いピッチングでもう少し一軍での出番があってよいかとも思いましたが、しかしその一軍ではストレートが抜け気味でコントロールのばらけがかなりでしたから大事なところで起用するにはまだ怖さがあるのが現実です。
鎌ケ谷ではやはりストライクとボールがはっきりしていましたが一軍ほどのこともなく、もちろん相手のレベルが違うので一概に比較はできませんがメンタル的な弱さでもあるのか、しかし似たような中郷がそれを克服して花開きましたので永野も自分で乗り越えていくしかありません。
気になるのは昨季からその傾向はありましたが配球のほとんどを占めるストレートの球速が落ち気味なことで、それがロッテ化の兆しでないことを願います。
【オリオン村査定】 900万円 → 990万円 (△10%)