2020年通信簿 2 藤原恭大

2 藤原恭大 外野手 20歳 年俸1500万円

【2020年成績】 26試合 96打数 10得点 25安打 打率.260 5二塁打 0三塁打 3本塁打 10打点 4盗塁 6四死球 33三振 得点圏打率.316

最終クールに合流はしたものの左肩関節唇痛で秋季キャンプをほぼ不参加だったことからして体調面での不安が囁かれていた藤原ですが、シーズンに入ってからは目立った故障も無く一年を戦い抜けたのにはホッとさせられて、ただそれでも春先の教育リーグの途中で姿を消したこともありますので油断は禁物です。
高校のときからの症状のようですし、同じように状況の浮き沈みがあった平沢は結局は今秋に手術に踏み切ってもう少し早く判断ができなかったのかと悔やまれただけに本人任せではなく球団にはしっかりとウォッチをしてもらいたく、そういったことのための順天堂大医学部との提携のはずです。
その藤原はシーズン中には「体を大きくするのは諦めた」とプロ入りから目指していた体重増を太れない体質が理由か旗を降ろしたと思ったら今日にまた挑戦をするとのコメントは揺れているようで、これは開幕後に体重が減ったことが一軍でのガス欠と考えてのものであれば対策としてはありでしょう。
ただ本人も意識はしているようですがそれでスピードを失ってしまえばサブローのように別の選手になってしまいますから、バランスを見つつお願いします。

瓢箪から駒

コロナ離脱が無ければおそらくは昨季の安田と同じく、藤原の今季は二軍で終わっていたのでしょう。
しかしそれで昇格をすれば核弾頭に抜擢をされて初戦でヒットを放つと次戦ではプロ初の3安打猛打賞に初盗塁を決めて、そして涌井から先頭打者初球アーチがプロ初アーチになるとプロ二発目も先頭打者アーチは史上3人目でこれまでが栗木(毎日)、赤松(広島)ですからパシフィックではロッテが独占です。
その後は研究をされたのか数字は落としましたが高卒二年目であれば堂々たる結果を残して、安田とともに来季に期待のツートップです。
何より傑出なのはその思い切りのよさで、何でもかんでもストライクだったら振るというロッテなそれではなく狙い球を絞っての一閃の鋭さはチーム屈指で見ていて惚れ惚れしますし、バットも折れよとばかりに背中に叩きつけるかのようなスイングは今後にライバルになるであろう和田にも見劣りはしません。
国際交流試合でもバックスクリーンに叩き込んでダルビッシュを驚愕させましたが、トリプルスリーに一番に近いのは中村奨ではなく藤原でしょう。
それも始動が遅れてもしっかりと振れるだけのスイングスピードがあるからこそで、そこがセンターから逆方向がメインとなっている安田との違いです。
もっとも打球性向としては実のところ逆方向が多い藤原は選球眼がイマイチなのか意に反して追い込まれた挙げ句に詰まらされることが少なくはなく、特に内角の見極めがまだ甘くて見逃してしまうところをどうカットして逃げるか、思い切りに振ってこそで積み上げた3割を超える三振率もさすがに高すぎます。
ただ同じような傾向のある安田とは違って堂々としているように見えるのは、どこか受けの安田に対して攻めの藤原だからなのでしょう。
それにしても鎌ケ谷で見たときにはまだまだ粗くて時間がかかると思っていた藤原が一軍でこれだけの活躍ができるのですから野球は面白い、三振率もアーチ率も二軍のそのままに一軍は自分をしっかりと持っているからこそだと思われ、こういった選手の発掘の動機付けとなる藤原であってくれればと願います。

2019年通信簿

【オリオン村査定】 1500万円 → 1800万円(△30%)

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