育成枠での助っ人です。
パラシオスは右腕、アセベドは右の外野手で、あまり聞いたことがない名前はもしかしたらNPBとして初めてかもしれません。
ベネズエラとドミニカという流行りのスペイン語圏で20代前半はちょっと前にあった中南米でトライアウトを復活させたのか、よい傾向ではあります。
ただロッテの育成枠助っ人は成功例がほぼ無くそして扱いが悪い、唯一と言ってもいい上手くいきかけたフローレスをあっさり切ったりして大丈夫かよと心配になったりもして、マーティンに加えての3人目で最低でも二軍専用通訳を置くなどの待遇改善をしてもらいたいです。
サブロー監督も大変でしょう、そうでなくても17人もいる育成枠選手がさらに増えて1試合に5人しか出場できない縛りの中でどう運用していくか、投げられるようになれば本前、森が優先となってこれで藤田の出番がほぼ無くなったりしたら目も当てられない、独立リーグなどとの練習試合を増やさないと拙いでしょう。
パラシオス
パラシオスはあと1ヶ月半ちょっとで21歳、ペラルタに次ぐ若さです。
経歴を見るとプロ経験は無さそうでそこまで大柄でもなく、できれば左がよかったですが高卒2年目の独立リーガーを獲ったみたいな感じでしょう。
名前で検索してみたらかなり出てきてベネズエラでは割とある名前なのかな、本人と思しきものは見付けられず、よって野球にかかる情報もありません。
この手のニュースに即反応して映像がアップされるYouTubeにも情報は無く、謎の外国人としてアコスタ、ペラルタの系統です。
よくぞ見付けてきた、こんな選手を、そうパラシオスにはなってもらいたい、なってくれよと願います。
アセベド
アセベドもこの夏に23歳と若く、こちらは大卒ルーキーといった存在です。
マイナー経験があってYouTubeにさっそく映像が、100キロオーバーでもっとごついかと思っていたら195センチの長身もあってか意外にすらっとしています。
シングルAでの成績を見ると長打を期待しての獲得と思われ、若くなったアポステルでないことを期待して来日を待ちましょう。
ややアスリート系に近そうなマーティンとの棲み分けをどうするかが悩ましい、アセベドの守りと足はとにかく見てからです。
二人目
この二人よりロッテファンが気になったのは吉井監督のコメント、「また支配下の外国人選手に関しては先発実績のあるピッチャーの獲得に向けて現在、交渉中です」でしょう、春季キャンプの頭には間に合いそうにありませんがとりあえず動いていることが分かっただけでも朗報です。
松本球団本部長の二人目ということで、それはそれで育成枠選手がさらに増えたところで支配下枠が減るのがしんどくはあっても、一軍としては喜ばしいです。
先発となれば小島、サモンズといて右になるのか、まあやってくれるならどっちでもいい、黙っていてもいいのに口にしたのだからそろそろと思うことにします。
捕手立松
話は変わってルーキー事情、立松の扱いが変わりそうな気配です。
ドラフトのときには捕手もできるファースト、大下の後釜といった雰囲気がありましたがサードだったり外野だったりとオールラウンダーを目指して4種類のグラブを用意なんて情報が流れて、そしてここにきて捕手メイン、代打もできる第三捕手的な立ち位置になりつつあります。
捕手を外れてそれなりになるのでプロで、一軍で捕手をやるには鍛錬が必要との理由で実際の起用がそうなるかは分かりませんが、とは言え年齢の問題があってあまりふらふらする、させる余裕は無く、ベンチは意地でも開幕一軍に放り込もうとしているようですがそれがどんな立松かが気になってなりません。