17 佐々木朗希 投手 23歳 年俸8000万円
【2024年成績】 18試合 10勝5敗0S 防御率2.35 111回 83被安打 2被本塁打 32与四球 8与死球 129奪三振 被打率.205
ファンも最後までロッテ、と言うよりはNPBにいるわけもなく25歳のオフにポスティングで移籍するだろうと覚悟はしていて、それでもチームの優勝を目指してそこまでは投げてくれると信じていて、しかし佐々木は最初からファンのそれとは違ったものを見ていたと言われても仕方がない結末です。
昨オフに揉めたポスティング騒動はオフに入ってあっさりと決着して、僅か5年、実働4年で海の向こうに旅立つこととなりました。
既定路線
これはもう昨オフの手打ちの段階で決まっていたのでしょう。
9000万とされていた年俸が8000万でしかも現状維持、時間がかからず図ったようなタイミイングでのポスティング手続き開始の発表、そうとしか思えません。
入団に際しての密約の有無については松本球団本部長のコメントは信用するに足りませんし、もしそのとおりであってもそれはそれで「勝つ気が無い」との里崎の指摘に抗弁ができず、どうあれファンへのこれ以上の裏切り行為は無く来季に下位に低迷するようであれば総退陣は必至です。
明日のファン感謝デーに参加、ではなく挨拶だけなのかな、それにスタンドがどういった反応を示すか少なくとも応援団には球団が因果を含めていると思われそして大人な対応になるだろうと予想しますが、一部から野次ぐらいは飛ぶかも、それが翌朝の一面にならないよう願いたいものです。
手抜きか不調か
さて本題、今季もお約束の離脱があって規定投球回には届きませんでした。
おそらくポスティングの件を知らされていたであろう吉井監督も特別扱いが緩んで中6日を強いたり本人が驚く続投があったり、さらには「中6日が難しかったら投げる試合がない」と突き放すなどフル回転とはならず、ギクシャクしたままにシーズン終了です。
ピッチングとしては一部にメジャーを意識して温存、手抜きをしているのではとの疑惑が囁かれていましたが160キロ台が減って実は球速よりその制球力こそが武器だったものが持病のシュート回転が目立って与四球が増えて、時折に苛立ちのような表情を見せて調子が上がらなかっただけにも思えます。
それでも二桁勝利で被打率、奪三振と秀でた数字でさすがとしか言い様がありませんが、あの完全試合でぐんと上がったハードルを超えることができず順調な成長曲線とも言い難く、手抜きだったらまた別の見方にもなるでしょうが、普通のいい投手でしかありませんでした。
稼いでね
【オリオン村査定】 8000万円 → 1億2000万円 (△50%) ※11/9にポスティング手続き開始
何だかんだリーグで11人しかいない二桁勝利ですし、残留であればこのぐらいかと思いますが今となっては虚しくなります。
今後にどれだけ稼ぐ、稼げるかは分かりませんがファンの期待に応えきれないままの渡米なわけで上手くいかずとも諦めること無く、アメリカで選手生命を終える覚悟でやってもらいたい、間違っても有原式FAで戻ってくることがないように、もう興味はありませんが頑張ってください。