吉井監督が地元で100勝を達成、は2年もやっていれば最下位でも届くため大したことないと思ったら松井監督は80勝でクビになりました。
さておき16安打10得点の完封勝ちを現地で見られない哀しさよ、今年の合同観戦で負けた翌日が大勝で日のチョイスを間違えたのが再びにまあ巡り合わせでしかないにしても、登板前日の永久凍土ふん詰まり打線に常に絶望していただろうメルセデスは今回は猛打の翌日の沈黙に恐怖して明日のマウンドに登るのでしょう。
リベンジ!
前回も佐々木の尻拭いだったプロ二度目の先発の横山はその前回は1回6安打5失点の大炎上、きっちりとリベンジです。
2回を1安打3奪三振の零封でとにかくストレートが唸っていて、やや高いような気はしましたがそれでも短いイニングで球威があってねじ伏せる力があるうちは下手に低目を狙ってボールになるよりはよいか、マウンド上でピチピチと跳ねていました。
ブルペンデーの先発は失点すれば黒星の可能性が高まって抑えても白星は手に入らず割の合わない役割で、よって査定は白星に匹敵するでよいでしょう。
高野脩がプロ初勝利
二番手の高野脩が棚ぼたでもないですが嬉しいプロ初勝利、フォークがきれいに落ちていました。
真ん中からストンと投げミスったらホームランになりやすい落ちないフォークの軌跡が怖くなかったわけでもありませんが、あのダイナミックなフォームが目くらましになって緩急が付いているみたいな、一見さんのセントラルには難しいタイプかもしれません。
嬉しいプロ初勝利に「遅いなとは思う」と、いやいや、大卒社会人出身ではあれ4巡目で2年目は順調でしょう、勝てないままに消えていった中位、下位の投手なんていくらでもいるわけで、でもそういった気概と言いますか強い気持ちは大事にしてもらいたいです。
二死から連打を浴びての廣畑へのスイッチは50球に近付いたのが理由か前の打席でカリステにツーベースを浴びていたことによるものか、その時点ではたった1点のリードでしかし六回で鈴木を突っ込むわけにもいかず今日のブルペンでは国吉かと思っていて友杉には感謝です。
あれが抜けていたら追い付かれてその後にどう転がったかは分からず、継投ミスになるところでした。
その裏に大量援護があって廣畑、国吉、東妻で3回1安打零封はまあ追い風参考、とにかく二保の出番がある展開にならずによかったです。
お祭り騒ぎ
打撃陣は打ちも打ったり、よりも実情は相手のミスにかなり助けられました。
先制のきっかけとなった岡のごっつぁん内野安打は村松のエラーみたいなものですし、投ゴロを牽制も入れずにしかもスローイングミスをしたメヒアには立浪監督が怒りまくっていそう、しかしその後のチャンスにポランコ、ソトが追撃できずにいつものパターンです。
ところが五回に二死からまさかの連打、連打、連打、口火となった岡のポテンヒットは細川でなければ捕られた打球で、高橋周のエラーも出て一気に1イニング5得点はいつ以来だろう、サードへの強い打球に熱く語っていた初芝には中村奨への指導をお願いしたいです。
藤岡は上手く肘を畳んでの一発を含むマルチ、代わった小川も半月ぶりに外野まで運ぶヒットで打率は藤岡とほぼ同じでどちらかを固定する必然性はありません。
六回には二死一塁での3連打で追加点を、七回には愛斗のタイムリー内野安打に高部の神走塁があって、羨ましい、スタンドは大盛り上がりだったでしょう。
気になったのは荻野はまあいいとしてあのタイミングでヘッスラする必要があったのか茶谷、まだ3点リードでしかなくしかもブルペンデーの五回で代走を出されたポランコは大丈夫か、上田が3タコではあれ右に中村奨が代打で明日のサードは誰だ、そんなところです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 3 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 3 | 1 | 0 | X | 10 | 16 | 0 |
◆6月15日(土) 千葉ロッテ−中日2回戦(1勝1敗、14時、ZOZOマリン、29,585人)
▽勝 高野脩 5試合1勝1敗
▽敗 メヒア 9試合3勝4敗
▽本塁打 藤岡3号(メヒア)
▽バッテリー
千葉ロッテ 横山、高野脩、廣畑、国吉、東妻—佐藤
中日 メヒア、橋本、梅野、勝野、祖父江—宇佐見、加藤匠、山浅