因果応報などといった観念論を振りかざすつもりもありませんが、昨日に勝っていたら今日がこういった展開になったかどうか、そんなことを思ってしまいます。
吉井監督は誕生日を勝利で飾れずにあっさりとカード負け越しが決まってしまい、順位も日本ハムに抜かれました。
そしてカードが終わるのを待つことなく八木を抹消してあの起用は何だったのか、今日に澤田をビハインドで起用するというちぐはぐさが爆発です。
さらには藤岡に休養日が必要ならまだ上げるには早かったのかもしれず益田の昇格は自己申告らしい面白さよ、そんなこんなでこのカードで一番に勝ち目が高かったマッチアップにプロ初完投初完封を献上して前の対戦で一人だけ負けた加藤貴は続けてやられるわけにはいかないと明日に向けて腕を撫していることでしょう。
ここ、かなり大事と言いますか今季の大きな流れの方向性を示す試合になりそうな、昨日に感じた酷い結末の予感、勘弁してください。
小島を見殺し
小島を責める人は誰もいないでしょう。
八回途中までを2失点は初回のそれが一生懸命に守っているのは分かりますがポランコでなければ失点にはなっていなかったかもしれず、八回に二死から3連打を浴びたのがもったいなかったですが122球の熱投にはエースの意地のようなものが感じられました。
エースであれば味方が点を取るまで耐えろなんて根性論はロッテでは死ねと言われるのと同義で援護が無い中で頑張ってくれました、好投しながらもこれで2つの借金はあの忌まわしきシーズンを思い出してしまいますが小島は小島としてできることをやっていくしかありません。
それにしても分かってはいましたがこういった先発が見殺しにされる試合をこれからどれだけ見せられるんだろう、戦々恐々です。
ソトが止まった・・・
打撃陣は僅かに4安打、エースを勝たせることができませんでした。
序盤はそこそこチャンスがありながらもあと一本が出ないふん詰まりで、北山にとっての胸突き八丁となる終盤はきれいに三者凡退を並べてしまう体たらくです。
まあ北山はストレートに力があってそれがあったことで緩急を上手く使われてしてやられたとしか言い様が無かったりもしますが、16試合連続ヒットだったソトが止まってしまって山口はなかなか続かない、選手会長はまた2割を切る恐怖にさらされています。
そうなると助っ投があんな状態であれば野手をもう一人、ただでさえ混雑している布陣で守らせるところが無いとか言っている場合ではなく即効性を考えればKBOで打ちまくっているデビッドソンとかどうだろう、サードも守れるし、獲ったら使わにゃのベンチですから聖域を壊すには黒船がよいかもしれません。
お蔵入り希望
明日負けてしまうと貯金がゼロとなって、そして対戦成績で4つの借金は西武で稼いだ4つを吐き出すことにもなります。
はい、不幸にもそうなってしまったときの長ったらしいタイトルはもう頭の中にあって、それがお蔵入りになることを願わずにはいられません。
種市が抑えてくれるのはもちろんですが加藤貴から点が取れるかどうか、永久凍土ふん詰まり打線が続けて加藤貴を沈める絵がなかなか浮かんできませんがそんなことも言ってはいられず、てか新庄監督の得意げは見たくもない、打撃陣の死ぬ気とオーソドックスな継投を期待します。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 2 | 7 | 0 |
◆4月20日(土) 日本ハム−千葉ロッテ5回戦(日本ハム4勝1敗、14時1分、エスコンフィールド、30,452人)
▽勝 北山 3試合2勝
▽敗 小島 4試合1勝3敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、澤田—佐藤
日本ハム 北山—田宮