朗希、ロッテと合意したってよ

某小説のタイトルをパクってみました。
エンリケ・ロハスではなく球団が発表したとのことでさすがにオスナの二の舞は無いと思われ、しかし問題は合意の内容です。
大人の対応を被った弱腰で重光ジュニアが前面に出てきたらイヤな結末しかありませんでしたがそれでも実は裏側で動いていたかもしれず、いわゆる超法規的措置で佐々木朗の要望を丸呑みした可能性は無いのか、そこのところが気になってなりません。
近日中にも会見があるらしくタイミング的には週明けか、そこに佐々木朗がいるのか代理人らしき人物なのか球団関係者のみなのか、あれこれ重苦しいです。

急転直下

どうあれ見た目は急転直下です。
春季キャンプまで一週間を切ったタイミングがそうさせたのか辰己の契約更改でただ一人だけとなったのが起因なのか、今朝から各紙があれこれ報じました。
選手会を退会したなんてのは文春に先駆けてこちらで指摘していたためそれがきっかけでもないでしょう、ただ佐々木朗サイドにはあまりよい風が吹いていない自覚があってそれで旗を巻いたのであればよいのですが、もっとも水面下ではずっとせめぎ合いをしていたであろうことは想像に難くありません。
とにもかくにも自費キャンプはともかく不参加にならずによかった、そこまでやってしまえばもう引くに引けない無間地獄になるところでした。

悶々

でもなぁ、やっぱ落としどころが気になってこの週末を悶々とさせられるロッテファンにはそれこそ地獄でしょう。
三年契約を結んで条件の有無はどうでもよいですが2026年オフのポスティングまで待つことで合意したってのが最高で、単年契約で要は問題の先送りでしかなく来オフも同じ騒動を繰り返すってのだけは勘弁、その来オフのポスティングを約束したなんてのは最悪です。
あまりに強硬な姿勢にもう面倒くさくなって放り出してしまった悪寒が無いわけではなく、そして伊良部の前科があります。
ただこれはことロッテに限ってよい話ではなくそれを認めてしまえば「朗希さんだって」と他球団にも影響を及ぼしかねない愚挙だけに、さすがにそれは無いと思いたい、球団がNPBと相談するなどしていれば瑕疵は無さそうですが単独で思考していれば危うさしかありません。

黙り・・・

ここまでがそうだったように、会見まで開きながら「個々の詳細については控えさせていただきます」となるかもしれません。
合意したのであればスパッとその内容を明らかにすればいいのにそれをせず会見まで堰を切ったようにあること無いことが飛び交うリスクをどう考えているのか、つまりは会見でも明らかにするつもりはない、ただの儀式でしかない、ありそうは話ではあります。
そうなるとなぜそれで会見するんだと怒号が飛ぶ、なんて肝が据わっている記者なんていないか、淡々と来季への心構えを語るだけかもしれません。
もしそうであれば佐々木朗の表情でどちらに転んだかの憶測があれこれ賑わしそう、あるいは石垣島でのファンサービスの姿勢に顕れそうでもあります。
チームメイトも気を使って大変だろうなぁ、仕返しとばかりにチャチャを入れたり突っ込んだりする茶谷に笑顔で返す佐々木朗であればと心から願います。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

© 2007 オリオン村