どっぷりBクラス

まだそんな状況でもないのですが、しかし試合ぶりはそういった雰囲気になってきました。
先発が立ち上がりにあっさりと先制を許して中盤に大量失点して、そして打線の援護は無く湿りっぱなし、金太郎飴のような大型連敗です。
特例2023で国吉が抹消されても意地にでもなっているのかベンチにマスクの姿は無く、きっとブルペンもそう、一部にこの戦力では勝てないなんて擁護の声も聞こえますがそれも含めてのマネジメントですし罹患者が出る前からこういったチーム状況なわけで、先日の言葉を借りれば「逃げている」としか思えません。

なぜ藤原

吉井監督はもう万策尽きたか投げやりにも思えるスタメンは核弾頭に藤原、いやはや、どういう思考なのか理解できません。
背後に行木ディレクターがいたのでチーム戦略部のアドバイスなのか、しかし調子がいいどころかどん底ですし相性としてポンセを打っているかと問われればそうでもなく、守りを考えれば使わざるをえないとしても和田の核弾頭があらゆる意味でしっくりきます。
その和田は前日の途中交代が怪我や体調不良ではなさそうなのが幸いでしたが二打席で交代で一方の藤原はフル出場の四打席、中村奨と藤原を除けば打順をコロコロと入れ替えるのもトライアウトと割り切れば昨季までの固定主義からの脱却と評価ができたものが、この二人の扱いで台無しです。
7点ビハインドの九回に小川あたりに打席を与えればいいのに併殺王に併殺を稼がせて、どうも現場と言うよりは球団の思い入れが強そうな二人に「ほら、ダメでしょ」と材料を積み上げるために歯を食いしばっている吉井監督だと思いたい、そうでなければそれにより出番を奪われている選手たちが可哀想すぎでしょう。
それにしても打てねーな、今日も僅か4安打でチャンスらしいチャンスもなく、北広島まで遠征されたロッテファンにはお気の毒様でした。

美馬は肥えない

投手陣もピリッとしませんでした。
この秋口の躍進で「天高く美馬肥ゆる秋」なんてタイトルを準備していたのに3球で失点してしまい、その後はのらりくらりとらしさを取り戻したかと思えば二死から突発性炎上症候群を発症して5連打を浴びた挙げ句に「若手ばかりに辛い思いはさせられねぇ」と押し出しの体たらくです。
さらにはエラーで始まった岩下が一発を浴びて以上終了、この連敗中に近藤、万波に放り込まれてポランコの足を引っ張り、そして井上、細川にプロ初アーチを献上して相手の士気を高めて、やることなすこと上手くいかない、高野と田村の無様なシーンもあって何ともかんともです。
そして立ち直りのきっかけを与えたと言えば聞こえはいいですが代理先発で30球の横山に中1日でイニング跨ぎの38球、吉井監督らしくありません。
この先どうなるんだろう、CS圏内がどうよりも5位に落ちる心配をした方がよいのかも、心の支えは原巨人の醜態だけです。

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日本ハム 1 0 0 3 0 3 0 0 X 7 11 1

◆9月26日(火) 日本ハム−千葉ロッテ23回戦(ロッテ13勝10敗、18時、エスコンフィールド、26,361人)
▽勝 ポンセ 10試合4勝5敗
▽敗 美馬 17試合3勝9敗
▽本塁打 万波25号(美馬)、細川1号(岩下)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、高野、岩下、横山—田村、佐藤都
日本ハム ポンセ、福田俊、山本拓—清水

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