永久凍土打線の決定力不足は相変わらずで先発陣にも息切れが見え始めて、チームの浮沈の鍵を握るのはリリーフ陣です。
前のカードのようにペルドモが打たれれば負けるし西村が踏ん張れば勝つし、分かりやすくもあります。
そんなリリーフ陣で存在感を増しているのが西村、坂本の移籍組で、ともにキャリアハイのシーズンは見事としか言いようがありません。
日本ハム時代は四球で崩れるイメージがあった西村は別人のようにゾーンで攻めのピッチングを披露して、対左打者に強みを見せる坂本は50試合登板となれば左の中継ぎとしては松永以来か、この二人がいなかったらチームが今のポジションにいることは無かったでしょう。
演じているところもあるのでしょうがこんなんだったり、こんなんだったり、広報の求めに応じての明るいキャラはブルペンの助けにもなっていそう、打たれることももちろんあってよって切り替えが大事で、そんな性格まで見極めて獲ったとすれば編成はGJです。
西村と和歌山繋がりか東妻、ここのところは横山、さらには澤田が加わって幕張の五人衆、これからも楽しく力強くチームを支えてください。
さあ上位だ
先週は下位との対戦でいきなりスイープを食らって終わってみれば2勝4敗、打って変わって今週は上位との対戦となります。
先陣を切るメルセデスは「絶対勝ちます」と意気込んでいますが直近の3試合連続QSでも勝てず記事のとおり白星から2ヶ月以上も遠ざかっていて、さすがに不憫、ただこればっかりはメルセデスが力んでもどうこうなるものでもないため気にせず自身のピッチングに注力するしかありません。
プラスαを求めるとすれば七回まで投げてくれよと、なぜか長めの間隔をもらいながらも早めに代えられているのも白星に手が届かない理由の一つで、援護が遅い打線、不安定な守護神、そんな足枷を吹っ飛ばすには少しでも長いイニングを、5年ぶりの完投ぐらいのつもりでやってくれよと願います。