5時間7分の熱戦、なのか

このカードで2試合目の延長戦は最後まで戦い抜いて引き分けに終わり、1つも勝てませんでした。
さすがに予備日に遠征組はほとんどいなかったでしょうがお疲れ様でした、勝ちたかった試合でしたが負けなくてよかった試合でもあります。
守りに足を引っ張られはしたものの小島が今季で一番に悪かった5回8安打6失点はとにかく先頭打者を出し過ぎで、そしてそれが二回を除いて全て失点に繋がってしまうという踏ん張りきれないピッチングは間隔が空きすぎて肩が軽すぎたのが理由とでも思うことにしましょう。
そんな悪い流れを引きずって岩下、西村、ペルドモも先頭打者を出してしまい、岩下と西村は後続を断ちましたがペルドモは同点に追い付かれてしまいました。
その同点劇は飛びついて捕球からの送球だったので仕方なくはあれ一塁側に逸れなければアウトにできたかも、厳しめにこれをミスとすれば今日に3つやらかした友杉には試練ですしめげずに跳ね返して欲しい、そういう意味では負けなくてよかったの色が濃い試合と言えます。

見事なパーフェクトリレー

しかし延長戦に入ってからは東妻、坂本、横山が8者連続奪三振を含むパーフェクトだっただけに勝ちたかったの色が濃くはありました。
阪神ファンからすれば誰だよ、にやられて悔しかったでしょう、延長十二回を考えれば東妻のイニング跨ぎがあるかとも思いましたがスパッと代えて最後を締めた横山は前日の抜擢が糧になったのであれば意味のあるピッチングになって、今日のこれをさらなる飛躍への足掛かりとしてもらいたいです。
前のカードでは岡本和、このカードでは大山と四番にやられまくっただけに横山が大山に放り込まれて終わるかな、と思ったなんて話はもちろん内緒です。
この3人の43球は現地では臨場感があり見応えがあったのではないかと、最後まで見守ったロッテファンにはせめてものご褒美となったでしょう。

クリーンアップの固まりで

打線は7点を取ったとなれば言うこと無し、と言いたいところですが終わってみれば二回に相手のミスもあっての無死満塁で1点も取れなかったのが痛かった、しかし五回、七回と引っくり返したのですから交流戦に入ってずっとの決定力不足を考えればそこを嘆くのは贅沢です。
ただ押し出しを含む2四球はありながらもこちらの四番にヒットが出なかったのが突き放せなかった理由ではあり、1点のリードで逃げ切れると守りを固めたのも裏目に出て、その分を山口が久々の一発を含む2安打5打点はクリーンアップの固まりとして仕事ができたと言えなくもありません。
山口がこれで乗ってくれるといいのですが先日も続きませんでしたし、最初のヒットも普通のライトなら捕れていたかな、明日からの地元6連戦が勝負です。
不思議なことに誰が座っても結果を残している核弾頭は岡が地味に活躍をして山口やポランコをそこに据えたらどうなるだろう、また最後の打者になってしまったキャプテンだって、地元ではやりたい放題で全員を一番でコールしてみるか、もう神頼みも含めてやれることは何でもやっていきましょう。

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◆6月5日(月) 阪神−千葉ロッテ3回戦(阪神2勝1分、18時、甲子園、36,780人)

▽本塁打 大山7号(小島)、山口3号(浜地)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、岩下、西村、ペルドモ、益田、東妻、坂本、横山—田村
阪神 桐敷、島本、浜地、西純、岩崎、加治屋、K.ケラー、湯浅—梅野

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