ボロボロの先発陣にメルセデスが光明を見せてここで開幕投手にビシッといって欲しかったのですが、なかなか上手くはいきません。
一昨日のソフトバンク戦と同じような完敗は優勝候補と目されるオリックスに小島が打たれて打線は沈黙して、そう言うしかないのでしょうが小島は「そのへんは良かった」黒木コーチは「そういった意味では良かったのかな」福浦ヘッドは「十分すぎるくらいみんなバットは振れていた」とどこまでも前向きです。
オヌ魔神
小島は3回5安打1四球3失点で1つも三振を奪えず、対外試合初登板ではあれ相手もチームとして初の対外試合ですから面白くはない出足となりました。
立ち上がりこそ簡単に三者凡退に抑えましたが二回は一死から連打を浴びて高卒ルーキーに外野に持っていかれて、三回はバント失敗を活かせずタイムリーを浴びてまた犠牲フライを打たれて、流れとしても点の取られ方としてもイヤらしさを見せ付けられたといった感じです。
どのあたりに手応えを感じたのかがよく分からないピッチングでしたが本人の、そしてコーチの言葉を信じるしかありません。
坂本は盗塁を刺してもらったものの池田の中継ミスは直接失点には繋がらずも田村の恥ずかしいパスボールまでもが飛び出して、持ってないのかな、横山も投げれば打たれて失点するの繰り返しで期待に応えられず次は教育リーグで投げることになるかもしれません。
そんな中で小沼が今日も2回完璧は僅かに18球でこんなところでもったいない、チーム最多登板の6試合目は連続無失点で取っておきたいピッチングでした。
今日に始まった教育リーグで東妻は当然ですがなぜか小野がそこにいてしかも打たれたとなれば、小沼の立ち位置がガンガンと上がっていきます。
ヤル気出したか藤岡
打線は5安打のうち中村奨と藤岡が2安打ずつ、若手では藤原の1本のみです。
高部の肩不調でチャンスが目の前に転がっている平沢、山本はそれぞれ2タコでポランコにも快音が聞かれず、その高部は教育リーグでDHとしての出場はマルチに盗塁も決めて攻撃面では問題は無さそうな、マジで開幕DHに高部ということにもなりそうです。
そうなれば押し出されるポランコが平沢らと残り座席を争う構図は荻野も教育リーグに出場して藤原が好調ですし、タコを釣っている場合ではありません。
ショート争いは藤岡が土のグラウンドで上手くバウンドを合わせるなど先日から一昨年を思わせる動きを見せているのがよさげ、ゆったり調整には眉をひそめましたがライバル効果でネジを巻き直したか、そうでないと力を入れられないのはあれですが結果を残しさえすればショート藤岡でもオッケーです。
気になり続けるのは山口で打席を見る限りはどうこう無さそうですがフル出場の安田に対してそれより若い山口がちょこちょこ抜けるのは何なんだろう、ファーストだけではなくを外野を守ることも無くなってもしかしたら高部と同じパターンなのか、なかなかネガモードを抜けられません。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 |
オリックス | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | X | 5 | 9 | 0 |
◆3月2日(木) オリックス−千葉ロッテ1回戦(オリックス1勝、12時30分、SOKKEN、不明)
▽勝 村西 1試合1勝
▽敗 小島 1試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、坂本、小沼、横山—田村、松川
オリックス 山崎福、村西、阿部、近藤、漆原—若月、石川