このタイミングでの、しかも育成枠での獲得は意外でした。
オリックスを戦力外となって、しかし現役を諦めていなかった澤田の獲得は昨年の6月半ばに右肘のトミージョン手術を受けていてロッテとは違って復帰までの見込みが語られていない、どころか公式サイトにはその手術すら掲載されておらず普通に考えれば種市や西野もそうでしたが1年以上はかかるのでしょう。
それが分かっていての手術で育成枠契約の打診もされずに、もしかしたら球団に相談もせずに手術したのかもしれません。
どうあれ来季の終盤にでも実戦登板できれば御の字で2年計画なのか、大阪桐蔭では藤浪の控えの背番号10で来季に29歳はぎりぎりな感じはありますが故障するまではそこそこ安定したピッチングを続けていましたので思惑どおりであれば貴重な戦力になるとの期待ができます。
江村の2つ下で当時にいじめられていなければチームに馴染む助けにもなりそうな、そんなアドバンテージもプラス要素です。
2024年の完全復活を
当然にテストを受けたわけではなくどういった伝手によるものかは分かりませんが、テストを受けて不合格だった高野、吉田は複雑な心境かもしれません。
支配下は無理でも育成枠での打診があったのを断ったのか、そもそも無かったのか、ここまでルーキーと助っ人を除いて故障や手術以外での育成枠契約をしていないロッテはある意味で健康的だと考えますが、その流れからすれば後者の可能性が高そうです。
とにもかくにも2024年の完全復活であれば年齢的に中堅どころの貴重な役割を担ってもらいたい、そのときは古巣に痛い恩返しをお願いします。