球界あれこれ

近藤の人的補償は田中正に決まりのようで、サンシャイン池崎が叫んでいるかもしれません。
入札で5球団が重複した大器ですしそのポテンシャルは高く評価されていましたがしかしプロ入りから6年間で未勝利、肩痛をメインにあちらこちらの故障で34試合38回しか投げていないことからして日本ハムは思い切ったなと、他にいなかったのかと思ってしまうのが正直なところではあります。
ソフトバンクが日本ハムの意向を見透かして上手くプロテクトをしたのか、岩瀬のトラウマがあるでしょうし高額選手であれば手は出さないだろうと和田、中村晃あたりを外しても大丈夫だろうと割り切ったのかもしれず、もしこれがロッテでのそれであれば自分的にはかなりガッカリしたでしょう。
それとも創価絡みで日本ハムに田中正へのこだわりが強かったのか、故障さえ癒えれば佐々木千のようにブレイクする可能性はありますのでお手並み拝見です。
それにしてもソフトバンクに通知と報じているところはありますがヒルマン元監督とのコンサルタント契約は正式に発表していますが田中正のそれはまだなのはどうなんだろう、ソフトバンク側で本人とのコンタクトが取れていないために手間取っているのかもしれませんが異様な状況です。
新庄監督が前日にほぼ確定のほのめかしをしただけにあまりに不手際ではないかと、采配も含めて来季から変わると宣言していましたが無理としか思えません。

何だかなぁ・・・

ソフトバンクも当然のように田中正については沈黙を守っています。
正式に発表となったのは有原の獲得で、何だかなぁ、と思ってしまうのは乱獲にも見えるその姿勢ではなく待遇です。
3年9億から15億まで各紙で割れているのは出来高を含む含まないの違いかもしれませんがこれがメジャーで活躍しての凱旋であればまだしも散々な結果での帰国にこれってどうよ、渡米前は1億5000万でしたし今季は360万ドルとなれば本人はうはうはでしょう。
有原に限った話ではありませんがこういったケースでもこんな待遇を得られるとなれば高橋や上沢などがメジャーを口にするのも当然で、若いうちからいけば失敗してもNPBが温かく迎え入れてくれる、今後も選手がポスティングを「強要」する素地を球団が自ら作り上げてしまっています。
上手くいけば儲けもの、ダメでもFAの抜け道として利用する選手も出てきそうで、そういった水面下でうごめく寝業師がいるのかもしれません。

頼むぞ菊地

そんな中でロッテはルーキーの自主トレが始まりました。
見守る吉井監督は就任のときから白髪が増えたような、耳の上あたりがほのかに黒いだけだったところが髪が伸びて風に煽られてそこを覆っているためにそう見えるだけかもしれませんが、しかし心は白旗の如く真っ白ではないかと、このルーキーたちぐらいしか目立った補強がありません。
助っ人は現時点ではトータルでマイナスですしリーゼント風だろうがどうでもいいので菊地には即戦力になってくれよと、そう祈る思いでしょう。
それでいて優勝を口にしなければならない苦しさよ、大丈夫、大半のロッテファンはもし最下位になっても監督のせいだとは考えませんから割り切って大胆なチーム改革をしてくれる方が嬉しいです、一人でも二人でもいいので贔屓ではない吉井チルドレンを育て上げてください。

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