先日によつばと!原画展のために横浜に行ったときに昼食で利用したマクドナルド、ストローが紙製になっていました。
小泉進次郎が環境大臣だったときにレジ袋を有料化したその流れなのでしょう、環境に配慮することはもちろん大事なことです。
しかしそれよりも大事なのは施策への評価をすることで、例えばレジ袋の削減でどれほどの効果があったのか、コロナ対策もそうですがそういった振り返りをせずにとりあえずやっている感を出すだけだから現場もそうなるわけで、ストローを紙製にしても蓋がプラスチックのままなのには笑うしかありません。
耐水性という意味でも傾けたときにしか触れない蓋の方が紙製にしやすいでしょうに、ストローは飲んでいるうちにフニャッとしてきて気持ちが悪かったです。
効果の分からない痛みは勘弁
マクドナルドも全店ではなく、船橋に帰ってきてからのそれはプラ製のままでした。
世界的にもESG投資が盛んに言われていますので一過性で終わることも無いのでしょうが、しかし目に見える効果が出るとも思えません。
レジ袋がもらえないので自分もそうですがエコバッグを利用する人は増えましたが100均などで売っているものを使う人もいて、またこの不景気もありますが環境に配慮した企業の、しかし値段はちょっと高い商品を積極的に買う人もそう多くはないでしょう。
効果があるのであればそれを実践して少しぐらいの痛みは我慢しますが、その効果があるかどうかも分からずパフォーマンスに終始しただけの痛みは勘弁、そう言えば「痛みを伴う構造改革」をぶち上げたのは父親でしたね、痛みの後にそれに裏打ちされた効果があったのか、極めて疑問です。