こりゃファンは増えないわ

佐々木朗の完全試合記念色紙の配布にその佐々木朗の予告先発で大入り満員となったスタンドは、これで逃げ切って佐々木朗のお立ち台となれば「次も観に来よう」と新たなファンの開拓にもなったでしょう、しかし負けてしまえばその機運も霧散してしまいます。
3時間もかからずにさくっと勝ったかと思えば土壇場に追い付かれてしまい、くっそ長い試合の挙げ句にまた延長戦での敗戦です。
そんなこんなで自分の周りでは誰も掲げていなかった企画倒れのKボードでしたが6回11奪三振1失点はパシフィックの全5球団から二桁奪三振を達成して、71奪三振も奪三振率15.21もダントツでリーグトップ、このままシーズンを投げきれば間違いなく最多奪三振のタイトルを獲れるでしょう。
しかしこれが最多勝となると前回までは「打線援護できず」で今回は「リリーフ壊す」と敵は味方にあり、厳しさが増していきます。
さて佐々木朗、160キロ台のストレートをビシバシ投げ込んでポテンシャルの高さを遺憾なく発揮しましたが、しかし課題も見えてきました。
適当に荒れていましたがシュート回転が右打者には内をえぐって左打者には逃げていってそこは結果オーライ、しかしおそらくベンチの指示でストレートに的を絞ったのでしょう、一二の三のタイミングで合わせられた打球は佐々木朗の球威を利用したかのように外野まで運ばれて、それを悟ったか三回のピンチには柳田、グラシアルにフォーク攻めで切って取って、しかしフォークばかりを投げるわけにもいきません。
千賀がフォークに加えてカットボールを巧みに操っているのと同じくもう一つ欲しい、それがスライダーなのかカーブなのか、それでもQSに二桁奪三振なのですから慌てていじる必要はないのかもしれませんが、さらなる飛躍のためにも考え始めるのがよいように思います。

ごめん・・・

ネタに使えたりして、なんて軽い気持ちで撮った写真が、まさにネタになってしまいました。
今日は試合前に600試合登板の表彰がありましたがどうも表彰と相性が悪いのか昨季も150セーブ表彰のときにピンチを迎えてそのときはギリギリで切り抜けましたが、今回は振り逃げから始まったとは言いながらもシンカーはバウンドする、ファールで粘られる、でどうにもならずの同点ツーランです。
その後も満塁のピンチにボール先行で押し出しの悪夢がよぎりましたがボール球を振ってくれて、そんな球団新記録の605試合目は酷いものでした。
試合後に井口監督は「代わりはいない」とはそのとおり、ながらもこれで4試合連続失点となればそうも言っていられないのではないかと、次も失点するようであれば大相撲の休場ではないですが先日の違和感を理由とした再調整は避けられそうにありません。
ところで佐々木千はどうした、今日に登録されたので当然に八回に投げるかと思えば最後まで姿を見せず、柳田のボーンヘッドによる走塁ミスが無ければあそこでゲレーロが追い付かれたかもしれず、炎上の田中靖は今日が現役最終登板になってしまったかも、それもこれも佐々木千です。
投げさせないのであれば急いで登録する必要はなかったですし、どうしたのか、何かあったのか、明日に抹消されたらビックリ仰天です。

打線はまあ頑張った

打線は防御率0点台の千賀から3点も取ったのですから、まあ頑張ってくれました。
初回、二回とチャンスを潰してまた見殺しかというところで初回のリベンジとばかりに山口が三塁線を破り、そして菅野が千賀を痛撃の逆転タイムリーです。
5月の頭に佐藤都、山口、菅野のクリーンアップになるとは開幕前は露程も思っていませんでしたが、これはこれで底上げとでも思いましょう。
ただその後は安田のツーベースに際どくも無い菅野の本塁憤死と安田の走塁死がケチのつけ始めで、そうこうしているうちにヒットも打てなくなりました。
あと一本が、ではありますが打てないよりは前に進んでいますので明日はもう一歩前に出て、もちっと援護をお願いします。

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◆5月6日(金) 千葉ロッテ−ソフトバンク6回戦(ソフトバンク5勝1敗、18時、ZOZOマリン、29,340人)
▽勝 津森 13試合2勝1敗
▽S モイネロ 14試合1敗5S
▽敗 田中靖 5試合1敗
▽本塁打 中谷1号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、東條、ゲレーロ、益田、小野、田中靖、中村稔—松川、柿沼
ソフトバンク 千賀、松本、嘉弥真、板東、又吉、津森、モイネロ—甲斐、海野

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