23 三木亮 内野手 30歳 年俸2200万円
【2021年成績】 84試合 9打数 5得点 1安打 打率.111 1二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 1盗塁 1四死球 2三振 得点打率.200
すっかりとファーストの人になってしまった三木です。
春先こそショート鳥谷だったこともあってショート、そしてサードの守備固めや代走での出番がありましたが、しかし藤岡がショートに入って、そしてその藤岡がエチェバリアに追いやられてサードに回ってからは代走の機会も減ってほぼレアードの、ファーストの守備固めがメインとなってしまいました。
試合数こそ84と最多だった一昨年の89に迫りましたが打席は僅かに9でしかなく、それでもおそらく年俸アップとなるのでしょう。
かつて早坂も守備固めと代走で試合数を稼いで昇給を勝ち取りましたが早坂でなければ、にはなれずにその後に出番を減らして僅か3年後には一軍ゼロで戦力外通告となったことをどうしても思い出してしまい、守備固めも大事な役割ですがオンリーワンでなければすぐに取って代わられてしまいます。
ファーストがレアード、あるいは山口であれば守備固めも必要でしょうが井上が復権したらそもそも仕事が無くなりますし、藤原が躓かなければ外野であぶれた岡がライバルになるのでしょう、ほぼ一軍だった三木はしかしエチェバリアが合流した際に抹消されてそのエチェバリアの右肩痛による離脱で戻ってきたように「誰かの代わり」でしかないわけで、声出しや盛り上げを井口監督に高く評価されて「陰のMVP」とされましたが喜んでばかりもいられません。
求められたときに
とは言いながらも三木が望んでそうなっているわけでもないでしょうから、悩ましくはあります。
狙いたい二遊間、もしくはサードは中村奨の牙城はなんぴとたりとも崩せず、三遊間も激戦ですから三木が割って入る余地はほぼ無いのが現実です。
そうなれば生き残るためにはさらっと取って代わられないよう守備固めのオンリーワンを目指すしかないのかもしれず、それがファーストであれば打球への反応やライン際の処理は問題ありませんが牽制も含めた投手との連携がまだぎこちないのでそこをさらに磨く必要があります。
本来であればそれでも控えではトップクラスなのですから試合が決まった後にでも打席を与えてレギュラーの負傷離脱など万が一に備えるのがマネージメントですが井口監督にそれを望むべくもなく、そこは小川や池田、もしかしたら平沢や西巻や茶谷、あるいはトレードで外から、になるのでしょう。
三木にはとにかく怪我もそうですしエラーやバントミスなどでベンチの信頼を失わないこと、としか言いようがなく、昨季は膝を痛めて「全ての動きが思ったようにできなかった」と最悪な成績に終わっただけに、まずは戦える状態を維持して求められたときに出動できるようにする、それだけです。
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【オリオン村査定】 2200万円 → 2420万円 (△10%)