鳥谷の引退会見がありました。
阪神ブランドで終えるのを捨ててまでしてロッテに来たのですからレギュラーはともかく一軍が前提だったはずで「あそこで辞めなくてよかったなと思う」「心残りはないです、すっきりしています」がどこまで本心かは分かりませんが、二軍暮らしで踏ん切りが付いたであろうことは想像に難くありません。
チームには割を食った選手がいたわけですが球界のレジェンドのためには必要だったのでしょう、その場がたまたまロッテだったと受け止めるまでです。
そして思っていたよりも、引退の決断もそうですし会見もそう、もっと先だと見ていたものがとんとん拍子なのは表現があれながらも喜ばしくはありますが、しかし鳥谷側の事情と言いますか都合と言いますか、次の仕事のために早く帰阪したいことが理由ではないかと、ロッテに残る選択肢は無さそうです。
青学大OBが集結?
井口監督が望んでいないのか本人が固辞したのか、そこは分かりません。
それとは別に自身の近い人脈を招き入れる傾向が強い井口監督にひょっとして、と思わせるような動きが他球団で出ています。
先日に倉野コーチがソフトバンクを退団しましたが今日に澤崎コーチが広島を、先月末には坪井コーチDeNAとの契約を終えています。
倉野、澤崎は清水コーチと同じく井口監督と青学大の同期、坪井は川越コーチと同期の井口監督の一つ先輩なわけで、気にならないわけがありません。
当時の人間関係が必ずしも良好だったとは限りませんし、やはり青学大の小窪や國學院久我山の松田、自主トレが一緒だった茶谷への扱いからして気にしすぎなのかもしれませんが、しかしただ後輩というのと同じ釜の飯を食ったのとではかなりな違いがあるでしょう。
投手陣についてV逸の原因とするような発言もあり、吉井コーチだけではなくその考えに近い小野コーチもどうなるか、杞憂であってくれよと願うばかりです。
これら井口人脈の指導者としての資質を詳しくは知りませんので頑なに拒否するわけではありませんが、井口監督に使いこなす器量があればいいですがイエスマンを求めているだけであれば勘弁してもらいたく、ちなみに一つ後輩で二遊間を組んだ高須はCPBLの味全でコーチをやっています。
さすがにコーチ人事はポストシーズンが終わってからでしょうがソフトバンクから声がかからなかった松中臨時コーチと併せて、どうにも目が離せません。