そう呼ぶには一ヶ月ほど早いような気がしないでもないですが、大きな山場であることは間違いありません。
もし負け越すようなことになれば上げ潮ムードが萎れそうですし、逆にここで叩ければ下降線のオリックスに引導を渡せます。
宮城、田嶋と表ローテにぶつかるのがイヤな感じで三戦目が狙い目もあるいは予報が怪しい二戦目を流してくるかも、そういった虚々実々もあるでしょう。
いずれにしても初戦が鍵を握ることになるでしょうから、意外にも対ロッテを苦手にしている宮城を攻略しての先勝が必須です。
ここまで宮城はロッテを相手に防御率3.57と抑えているというほどでもないので、美馬がしっかりと投げてくれれば勝機は充分にあります。
敬遠もあり
そんな美馬もそうですが、こちらの先発が抑えなければ話は始まりません。
明日が美馬で石川、二木と続くのでしょう、名前だけは立派ですが今季はなかなか数字が伴っていないので不安が残ります。
吉田正が離脱したのは追い風ですが代役の来田あたりにやられれば意味がありませんし、こと美馬はここまでノーヒットに抑えているだけにむしろいてくれた方がよかったかも、そしていずれも一発を浴びて二木に至っては四発というラオウをどう凌ぐか、おそらくジョーンズもしくはロッテ戦では打っているモヤを五番に置くのでしょうからそちら勝負、敢えてラオウとは正面でぶつからずに戦略的撤退もありでしょう。
オリックスに亀井はいませんので三打席だろうが四打席だろうが敬遠もありではないかと、くさいところに投げてカウントが悪くなったらとバッテリーに任せると事故るかもしれませんので申告敬遠で、オリックスファンを中心に非難が集まるでしょうが勝てば官軍、それも作戦の一つです。