ネタに事欠くオフにありがたいと言ってしまえばそうなのですが、しかしこのシリーズもそろそろ飽きてきました。
前日が報知の荻野で今日は清田がニッカンとなれば明日はサンスポの角中なのか、満を持して機関紙が誰ぞの移籍志願を飛ばすのか、競い合うかのようです。
井口監督は「もちろん全員が残ってくれて来季に向かってまた1つになってスタートしたいなという思いはある。球団としては全力で引き留めて欲しいなという思いはあります」とは昨オフの鈴木や益田のときもそうだったような、球団に任せるというのは職域としては正しくもあります。
ただここまで立て続けとなると契約更改に向けての戦術の一つと割り切っているのか自らの出馬が逆効果だと考えているのか、ニッカンが掲げた一覧では松永は残留と打ち出していますし大山鳴動して鴎一羽とはファンの願いですが、もし大量流出となればその責任の一端を問われても仕方がないでしょう。
さて清田、井口監督とは中村奨らの子飼いとは違って清田からの思いが強い関係に見えますがだからこその違和感があり、逆の見方をすればそれほどに起用で目をかけられているようでもないので駄々をこねているようなほのぼのとした雰囲気に思えなくもありません。
そもそも荻野ですらネックになるであろう来季に36歳でその荻野ほどのアピールポイントがあるわけでもなく、そして荻野と同じく存在するかどうかも分からない近い関係者の「あらためて熟考しています」となれば狼にも見えてしまうのが正直なところ、しかし最後に食い殺されないよう心しておきます。
支配下選手登録枠はどうする
井口監督の件のコメントは今日から始まったZOZOマリンでの秋季練習のときのもので、秋季キャンプが中止となったのでこちらも無いと思っていましたから意外と言いますか福岡から宮崎に直行させた安田、藤原を召還したのが実戦重視に逆行しているようで、ちょっと変化に期待をしたくもなります。
同じく吉田、福田光も参加、となれば吉田はフェニックス・リーグに続いてですからさらなる身分保障なのか、しかし支配下選手登録枠の空きが足りません。
さすがにあれだけの育成枠選手を抱えて空きが1のままで来季を迎えるとは考えづらく、そうなれば球団はFAやらによる自然減は経費カットにもなるので一石二鳥と本音では強く慰留をしないのではないかと思ったりもして、杞憂であって欲しいですがかと言ってここからの戦力外通告もシビアです。
そして再度にフェニックス・リーグでの登板が否定をされた佐々木朗は秋季練習に参加をするでもなく浦和で体作りとはチームが宮崎にいるので独りだけなのか、コーチはそこにいるのかコンディショニング担当だけなのか、その肩肘の状態も心配ですが孤立による鬱などの心理状態がもっと不安です。