オリンピックじゃなかったら?

体操女子の五輪代表選手が飲酒喫煙で出場辞退、という体の実質的な追放となりました。
てか今年はオリンピックイヤーなんですね、2月は29日ありましたっけ、興味が無いのとカレンダーを意識しない生活でこのあたりはかなり疎いです。
20歳未満での飲酒喫煙はそもそも法律違反ですしそうでなくても体操協会の行動規範で20歳以上でもルール違反となるらしく、どうやら内部通報によって発覚したらしいですが知れば協会として対応せざるを得ず、これをなあなあで済ませてしまえば行動規範が有名無実となってそういうわけにもいかなかったのでしょう。
それこそ勝利至上で隠蔽でもして文春あたりにすっぱ抜かれたら目も当てられない、当然といえば当然な判断と考えます。

ご都合主義

この対処に賛否両論があるのもこれまた当然で、アスリート関係者は厳しすぎるとの意見が多いように見えます。
しかしそういう意見の方に問いたい、もし主将を務めるような主力選手でなく控え選手でも同じなのか、オリンピックではなく高校球児が飲酒喫煙で出場停止になってもそういった表明をこれまでしてきたのか、あるいは万引き、大麻吸引、その他諸々でもそうなのか、もし否であればご都合主義でしかありません。
もの凄いタイミングで昨日に明大バレーボール部がやはり20歳未満の飲酒喫煙で活動停止を発表して、個人によるものか部としての組織的なものかの情報が無いためこの全体主義への是非は分かりませんが、同じように何らかの言動があるかを興味深く見守りたいです。

たかが・・・

おそらくはそういった意見の根底には20歳未満での飲酒喫煙が普通にある、大学生の新歓コンパなどもそうで身に覚えがありますし「たかがその程度で」の感覚があるのではないかと、しかし違反という意味で軽重はありませんし新歓コンパもバレれば明大バレーボール部のように何らかの処罰が下されるでしょう。
所属する大学は「常習性のない喫煙であれば」と未練がましいコメントを出していますが、常習性が無いのに友人宅や強化合宿中のナショナルトレーニングセンターでやるのかという素朴な疑問もあって、しかも本人の供述によればそれぞれ一度ずつ、それで発覚ってピンポイントすぎます。
ともあれ大事なのはこれからで立ち直れるのかこのまま身を持ち崩すのか、本人の意識努力はもちろんのこと周りのサポートを願いたくあります。

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