世の中そんなに甘くない

つながらない権利、だそうです。
今年に1987年以来約40年ぶりとなる労働基準法の抜本的な見直しが、ニュースになるってことはこれが含まれる可能性があるのでしょう。
今の時代はいつでもどこでも簡単に繋がる、今でもないか、自分が現役時代でも当たり前に会社携帯を持たされて深夜だろうが休日だろうが「必要」であれば連絡がある、基本的に出ない選択肢は無く、だって出なかったら翌日にえらい目に遭うのが確実です。
えらい目とは怒られるとかではなく状況が悪化してさらに苦しむのは自分、深夜にユーザーからの着信に迷ったこともありますが数秒、たったの数秒です。

意味ある?

よって成立したとしても効果があるとは考えづらいです。
出なかったことで「人事評価を下げたり不利益な扱いをすることを防ぐ指針」はあくまで指針でどうせ罰則規定などは無く、あったとしても評価なんていくらでも別の理由を紐付けられる、評価側として出ない人より出た人をとなるのは避けられないでしょう。
最近の若い人たち、のフレーズで自らの老人ぶりを自覚しますが、そういったのって気にしないのかな、役職に就きたくないなんて話もよく聞かれます。
となればお墨付きとしては意味が出てくるのか、来年の流行語大賞の候補に「国のお墨付きです」が挙がるかもしれません。

成立する?

そもそも成立するかが微妙に思えます。
働いて働いて働いて働いて働いてまいります、の高市首相への忖度もありそうな、企業側の反発もあるでしょう。
現実としてやむにやまれぬ、緊急時に対応できる人が複数いる体制を作れるとは限らず、システムをリリースした直後の夜間処理で障害が発生したときに腹痛で病院に、結果的に三週間の入院で数年後に胆嚢摘出に至る始まりでしたが、入院手続きにいったん自宅に戻ったら置き忘れた携帯に着信が数十件でした。

隗より始めよ

とは言え無いよりはよい、ブラック企業でなければプレッシャーにはなります。
そんな勤務環境でしたが着信時点で勤務が開始となる扱いでただ働きだったわけではなく、結果はどうあれねぎらいもありました。
そこは恵まれていてでも世の中の全てがそうじゃない、甘い世界ではないです。
そも霞ヶ関の超過労働が話題になっているのにお膝元は大丈夫なのかよ厚労省、隗より始めよ、です。

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