歯は命

東幹久ではないですが歯は命、今年の目標の一つとしていた虫歯治療を終えました。
三が日が明けてからすぐに行って二ヶ月強、都合五回で2本の治療は16540円で成人して以降に初めてのそれだったため高いのか安いのかよく分かりません。
初回にレントゲンで状況をチェックして二回目に削って三回目に型を取って四回目に被せて、五回目は2本目をさくっと、この違いは1本目が二次虫歯で銀歯だったのに対して2本目は軽微な状態で樹脂を詰めてお手軽に、そう言えば2年ぐらい前に詰め物が取れたときに「一回で済む方がよいか」と聞かれてチョイスしたコンポジットレジンなるものが今回の樹脂なのでしょう、被せるのではなくまさに詰めるといった感じです。
そもそも治療しようと思ったきっかけはその詰め物が取れたときに下が虫歯になっていると言われて、恥ずかしながら銀歯の下がそんなことになるなんて知らずに永久ものだろうと、高校生ぐらいまでに上下左右8本の処置をした虫歯小僧でよって多少の違和感があっても30年以上も放置していたことになります。

当たりの歯医者だった

普通に食べるには問題は無いものの堅焼き煎餅のような固いものだと根っこの方に鈍い痛みがあって逆側で食べる癖が付いていたものを一念発起したのが今回の治療で、神経までやられていたらどうしよう、インプラントとかになったらどうしよう、と行くまではドキドキものでした。
結論から言えば詰め物の下が虫歯になる二次虫歯が1本、新たなものでしかし軽めが1本、ホッと一安心です。
いずれも痛みが出るほどではないとのことで、そうなればあの鈍い痛みは何だったのか、それはそれで懸念材料ではあります。
担当医が言うには歯並びが悪い、これは甘やかされて子どものころに柔らかいものばかり食べていたせいか顎が小さくて歯が生えるスペースが足りずに小学生のときに八重歯と鬼歯を1本ずつ抜いてそれでも足りずに親知らずが横に生えたりもして、それに加えて治療から年月が経って噛み合わせがズレたことで余計な圧力が歯茎に加わっている、どうやら噛む力も一般より強そうだ、きっとそれが原因でしょう、とのことでした。
治療に際して噛み合わせも治してもらって違和感が完全に無くなったわけではありませんが気にならない程度にはなって、まだ堅焼き煎餅はしんどいですが半年、一年のスパンでよくなっていくでしょうとの言葉を信じて不安が減っただけでも行ってよかった歯医者です。
あれこれレビューを見て選んだのですが今では当たり前なのかもしれませんが治療に際して状態の説明、なぜこういう治療をするのか、を説明してくれましたし、待合室のあちこちに保険外診療を薦める案内があって恐怖していたのですが「奥歯で力がかかる箇所だし噛む力が強いので保険診療の銀歯が最適」と患者に寄り添ってくれたりもして、本当の評価は5年後、10年後でしょうが現時点では当たりを引いたかなという感じです。

痛いのはイヤなので

これも今では当たり前なのかもしれませんが削るに際しては聞かれるまでもなく麻酔があって、表面麻酔のおかげか本麻酔の注射もチクリともせず痛みを全く感じなかったのはうめきまくった学生時代を思えば別世界、さらには念には念を入れて笑気麻酔をしたのもよかったのでしょう。
この笑気麻酔は末端神経を鈍らせる効果があるもののそれほど強いわけではなく、どちらかと言えば心理的にリラックスできる状態をもたらしてくれるようです。
歯医者の何がイヤって痛いのもそうですがあのドリルのキーンという音への恐怖感がその最たるもので、この歳になっても変わらずなかなか歯医者に足が向かなかったのもそれが理由、待合室の案内を見て担当医には気休め程度でしかないと言われましたがお願いしてよかったと思っています。
そんなこんなでとりあえず問題はクリアしてあとは予後を大事に、眼科と同じく定期検診を欠かさないようにしていきます。

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