地味と言いますか、中国地方の方でないとピンとこないかもしれません。
金融系の仕事をしていたこともあり社会人一年目から投資の世界に入って損をして得をして、しかし時代の流れとともにコンプライアンスが厳しくなって例えば日本株なら買ってから売るまで半年を空けなければならない制約などで旨みも無くなりかつ面倒になり、また40代になって老後を視野に入れて増やすことよりも減らさない体制にシフトしたことでお世話になったのは定期預金、微々たる金利の都銀ではなくネット銀行や地銀、さらには半島系の信用組合です。
その一つである山口県に本店のある西京銀行とは長らくのおつきあいがありましたが、それを終えることになりました。
地銀再編の予兆？
定期預金が満期となる一ヶ月ほど前に電話があり、ありがちな「次はどうしますか」と資金流出を避けるための営業ではなく逆に「満期資金を手数料無料で振込ができるようにする」という不思議なお誘いで、条件としては同時に口座を閉じるというものです。
何があったのかと聞いてみれば開設していたインターネット支店ではもうお得な金利設定はしなくなるので、それによる資金流出は避けられないが口座が残っていると悪用されるリスクがあるのでそういった施策を打ち出しているとのこと、それが真実かは分かりませんがなるほどとは思いました。
確かに次を考えたときにビックリするぐらいの低金利しか無かったので資金をどうやって移そうかと考えていたことからお誘いに乗りましたが、これまで積極的な展開をしていたのにどうしたんだろう、一部に地銀再編の候補として名前も出ているようで地元での評判を知りたくもなります。
何にせよ10年以上もお世話になりました、都銀の200倍以上もの金利はいいお小遣い稼ぎになって、またご縁があればよろしくお願いします。
