差別ではなく区別

牛角で昨日から始まった女性限定の半額キャンペーンに批判が相次いでいるそうで、牛角のTwitterもえらいことになっています。
簡単に言ってしまえば「なぜ女性だけ」「男性差別だ」と、男性側の視点としてそれも分からないでもありません。
これ以外にも男性が女性にやったら~ハラと言われるのに逆は問題視されないなど鬱憤が溜まっているのもあるでしょう、ただこれは昨日今日の話ではなくしかしSNS等でそういった不満をぶちまける環境が整って露呈しやすくなっただけに思えます。

キリがない

そんな男性側の不満は分かりやすくはあれど、これは差別ではなく区別、としか言い様がありません。
牛角として女性客を呼び込みたいのでしょう、そういった特定の層をターゲットにしたマーケティングはここそこに転がっていて例えばロッテだってサラリーマンデーは男性だけではありませんが名刺で応募するスタイルで学生は不可、もっと露骨なレディースデーもありました。
スーパーなどではシニア向けのサービスもありますし、自分が対象外だと面白くないと思わなくもないですがそれを言い出したらキリがないです。

過剰反応

とは言えそういったネット上の指摘に企画側が敏感と言いますか臆病と言いますか、過剰反応するようにもなっています。
こういった差別への指摘ではありませんが少数の声を聞きすぎて企画を中止するなんてケースもあって、もちろん全てがそうではなく「なぜそれを企画した」ってのも少なくはなく、一方で「それは無視していいんじゃね」というのもたまにニュースになります。
触らぬ神に祟りなし、でもないですがロッテのレディースデーはその目的を達成したのかクレームでもあったのかコロナ以降は無くなっていて、さすがに大人げなくて言ってくる人はいないだろうとキッズデーぐらいしか特定層向けのキャンペーンは生き残っていません。
誕生日プレゼントすら二年で無くなって、これは「俺が誕生日の日は試合が無いので不公平だ」なんて声で倒れたのかもしれません。

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