阪神ベンチも阪神ファンも関西系マスコミも、望んだとおりのカード初戦となりました。
防御率0.99の高橋から0.98のドリスのリレーに零封負け、1点差ゲームで最終盤の盛り上がりに健闘したと言えなくもないですが実状は完敗でしょう。
敵ながら天晴れとシャッポを脱ぐしかない、と割り切るにしても明日に挽回したく石川柊がこぼれて河村かと思いきや唐川、ベテランの意地を見せてください。
なぜ送らない
サブロー監督が味方打線にまだまだひよっことがっかりするのは勝手ですが、高橋を攻略するのが難しいと分かっていたはずです。
であればなぜ初回無死一塁で友杉に送らせない、得点圏に走者を進めてもタイムリーが出るとは限りませんが有利に試合を進めていくベンチの意志は選手に伝わったはずで初球はバントの構えを見せたのに、あれも友杉の発意だったのか、結局は有利なカウントから打ちにいってゲッツーを食らって高橋を助けました。
いきなり初球をぶつけて高橋はしまったと思っていたはずでその動揺に付け込むことをしなかった、毎度のことですがイケイケの作戦が雑すぎます。
相手バッテリーに対してだけでなく不安な立ち上がりをした田中を勇気づけるどころかきっとため息だったでしょう、ピヨピヨピヨ、です。
あの一球が・・・
田中は簡単に追い込むも変化球を思うところに投げられず粘られて最後は甘く入って打たれて、歩かせて、苦しいピッチングでした。
二回を終えて65球でまさか六回までいくとは三回以降に立ち直って一人の走者も許さず、6回3安打1失点は充分に「勝てた」内容です。
小林雅が指摘したようにストレートで追い込んで変化球で締める組み立てを逆にしたのがよかったのか、そして惜しむらくは中野への4球目です。
あれはストライクじゃなかったかなぁ、とは贔屓目ですが仕留めきれずに内野ゴロで1点を失ってそれが決勝点となって、あまりに残念でした。
しかしここのところ打たれ続けていて二回まではその流れのままにでしたが次への希望が生まれて、箱庭で両目が開くを期待します。
ざけんな
田中が106球での六回続投は勝ちパの負荷軽減もあったと思われ、しかし横山はまた3連投の翌日にベンチ入りです。
さすがに1点ビハインドで八木も中森も鈴木ももちろん横山も使わず、でも九回に追い付いて延長戦に入ったらどうだったろう、考えたくもありません。
ともあれ二番手は小野でなら昨日も小野で締めればよかったのに、実況が「四球が減った」と口にした途端に歩かせてしまいましたがイニング跨ぎを零封です。
益田も簡単に二死を取って昨日も益田でよかったじゃん、と思ったらこれまた歩かせてベンチの不安が透けて見えて、九月までは辛抱です。
アピールせよ
1失点に抑えた投手陣ですが、守りで支えたのは二遊間です。
小川はセカンドベース後方の打球に追い付くだけでなく華麗な体捌きのスローイングは素晴らしい、間一髪でセーフになってしまいましたが一二塁間の深い打球への処理も見事、ショーバンは巧く拾うも捕球で体を伸ばしきれない池田でなければアウトにできたかもしれません。
そうなればGG賞が欲しくなるけど難敵は滝澤で大人しくショートを守っていればいいのに源田がちょこちょこ復帰してセカンドも多くて現時点では同じぐらい、どっちつかずでどっちも条件に届かなきゃいいのに、数値的なものは把握していないですが侍ジャパンに守備で選ばれるなどして「上手いナツオ」のイメージが出来上がっていて、ビックリするぐらいに差を付けられてしまう恐怖とはだってアホな記者が投票するタイトルです。
小川ができるのは堅実な守りを続けるのと打撃で目立つこと、そして球団は守備に特化したグッズを作って話題にして記者どもの脳内に刷り込むしかないです。
小川ほどではないですが友杉もいい動きだった、たまにやらかすイージーミスを減らせば印象がかなり変わってくるでしょう。
謎
例によっての追い付かない程度の反撃ながらも八回、九回と抵抗はしましたがマダックスを免れるが精一杯でした。
井上と代打ソトが四球を選んだ八回は一死一二塁で代打ポランコ、はビックリしたなぁ、左腕に17打数1安打.059にどんな勝算があったかが知りたいです。
九回は連続試合打点が止まってしまいましたが山口がセンターオーバーのツーベースで佐藤が申告敬遠での二死一二塁、あと一人、あと一球コールをぶち壊す同点打、逆転打を期待しましたが角中がぶちのめしたみたいに、しかし池田が敢えなく打ち取られて以上終了です。
鬱憤晴らし
あまりに消化不良で大勝した二軍戦にそのままなだれ込みました。
17安打14得点で一軍に続いて広島を叩きのめして、愛斗が二打席連発を含む3安打3打点に上田も3安打5打点、櫻井は3安打2打点です。
まずは池田にしても寺地があまりに酷くてサード櫻井があってもいいのではないかと思えてきた、もちろんまだまだですが今の寺地なら大して変わらず櫻井のステップとして一軍のレベルをそろそろ体験させるのもありで、ただ振り回すでなくきっちりと逆方向に打てているのがよいです。
投げては吉川が140キロ前後しか出なかったりボール先行だったりが気になりましたがやっと先発させてもらって6回84球、積み上げていきましょう。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 |
◆5月29日(金) 千葉ロッテ−阪神1回戦(阪神1勝、18時、ZOZOマリン、29,026人)
▽勝 高橋 8試合6勝
▽S ドリス 20試合1勝1敗7S
▽敗 田中 8試合1勝4敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 田中、小野、益田—佐藤
阪神 高橋、ドリス—伏見