まるで高木豊を目指しているかのように、ここのところYouTubeでの発言が記事になっている伊東元監督です。
監督時代の話が少なくなくて興味深くもあって、しかし今回は一線を越えてしまったような気がしてなりません。
侍ジャパンに選出されるまでにもなった坂倉が欲しかった、とは地元出身で本人もロッテファンということで「それなら」と思ってしまうものですが見送った理由まで踏みこむ必要はあったのか、編成上の都合とすればいいものを流れ弾の吉田が気の毒になってしまいます。
上位で捕手を獲ったのは自らの意向を反映したものだと思われ、しかし重用するでもなく田村にシフトして吉田に納得していなかったであろうことは想像に難くありませんがそれにしたってね、具体的に話さなければ信憑性がと考えたにしても眼力を誇るための勇み足、やっちまった感があります。
ドライチは眉唾にしてもこんな話もあってその眼力もどうだか、いずれも広島が指名ってのは飯田、伊与田のバチバチ経緯などちょっとした因縁かもしれません。
負けたね
さてその坂倉が正捕手扱いのプレミア12は、決勝で台湾に敗れました。
自分は興味が無くもやるからには勝つに越したことはなく、件の大学時代の友人が気合いを入れて観戦しましたが残念です。
この試合に先発を温存した台湾のやり方に、そしてその左腕に抑えられたのも敗因の一つで批判がさらに高まりそうですが罰金で済ませるような運営がやっている大会なわけで仕方なし、そもそもメジャーリーガーが不参加でWBCほどの意義を見出せずむしろ迷惑と考えています。
鈴木、横山、佐藤にはお疲れ様、鈴木はジョーカーのような使われ方でそれでいてイニング跨ぎまでさせられてそうでなくても休ませたかったのにでも頑張りました、横山はふらふらしたピッチングが続いて信頼を失ったかどうでもいいところでの起用が増えてそれでもイニングイーターの役割は果たせたはず、大事な試合ではマスクを被らせてもらえませんでしたがバットで貢献した佐藤はこれをいい経験と来季に活かしてください。
もう34歳か、CPBLでは期待ほどの数字を残せていないようですが代表チームに選ばれて今日も1回2奪三振パーフェクトの陳冠宇が元気なのが喜ばしいです。
カモメ一羽・・・
ストーブリーグに進展はありませんでした。
今週中にもと報じられたロッテだけでなくオリックス以外にそういった動きは見られず、水面下は分かりませんが、石川の都合がつかなかったのかもしれません。
どのみち巨人が4年18億はさておき4年12億なんてありそうな情報となればロッテは手も足も出ず、てか、この条件に立ち向かう必要は無いでしょう。
だからと言ってNPB復帰に色気を見せる上沢ってのもモラルとして感心できず、右肘に不安があるってのもね、カモメ一羽も出ないままに終わりそうです。
巨人かな
大谷よりもプレミア12の逸Vよりも一面を占めそうなのが、田中将の退団です。
限度額オーバーの提示をよしとせずに自由契約を申し出たとのこと、限度額は1億5600万でそれを望むには厳しすぎる今季の成績でした。
一部には田中将を厚遇している三木谷の介入があるとも噂されていましたが、野球よりもサッカー、そして本業が炎上でそれどころではないのでしょう。
名球会まであと3勝ということもあり「これほどの投手をこんな終わり方にさせるわけにもいかない」と巨人入りかな、ただこういったケースで旧球団を超える提示があったケースは寡聞にして田中将の思いどおりになるかどうか、原監督のままであればほぼ確実だったでしょうが阿部監督だと見送る可能性があるかもしれず、でもでもでもね、巨人が両獲りではなく石川資金を投じて田中将に舵を切ってくれればウエルカムです。
決別
さすがに一面は無いでしょうが裏はあるかな、清原ジュニアが野球を辞めるとのことです。
これは持ち上げすぎた周りにも責任の一端が、育成枠ですら指名が無かったのがプロの評価だったわけで二軍チームや独立リーグ、社会人などから誘いがあっても断って正解だと思われ、一般就職はかつてほどでなくても野球部出身、しかも慶大となれば引く手あまたでしょう。
今後は静かにメディアのネタにされない人生を、田中瑛のように忘れられた存在になるのが本人のためと思われ、そうなるよう願っています。