山本斗が二発

山本斗が豪快な二発をレフトスタンドに叩き込みました。
いずれも打った瞬間にそれと分かる伸びのある打球は和製大砲への片鱗を見せつけて、同期で同じ右の外野手であるライバルの西川はなかなか脱皮ができずに苦しんでいますが、山本斗は打率もいつの間にかじわじわと2割3分まで上げています。
西川は外が苦手なのか追っかけるようなスイングになり、また緩い変化球にタイミングが合わず意識がそっちにいってストレートに差し込まれ、そして昨日も気になりましたが捕球の際に体から離れた低いところでキャッチするのが落球しそうで怖い、攻守ともに課題が山積です。
それでも四番西川、七番山本斗がベンチの評価なのか、それも今後に変わっていくこともあるでしょう、高いレベルで競い合って一軍を目指してください。

土肥はまずまず

土肥は6回4安打1失点、珍しくも無四球でした。
ストレートは140キロ前後といつもどおりで、ゾーンの中でスライダーが低めに決まりチェンジアップでタイミングを外して、まずまずよかったと思います。
ただ一軍を相手にすれば甘く入ったボールを軽々と運ばれたことからして厳しいかもしれず、もう少し押し込む球威が欲しくも無いものねだりではあります。
それでも今日ぐらいのコントロールであれば大崩れをすることもないでしょうから、故障に気を付けて、今の形に上積みをしていきましょう。

秋が来る

継投は南、成田、東條、小沼でした。
南は140キロちょっとのストレートが寂しすぎて変化球中心の組み立てが現実なのか、数字は悪くないのですが一軍に呼ばれないのも分かります。
元々がすらっとした体型ではありませんがそれでも横幅が広くなって見るからに体が重そうで、このままユニフォームを脱ぐことになりそうです。
成田はもうサイドスローで生きていく覚悟でしょうが球威が無いだけに当てるようなスイングで左打者に三遊間を破られるのはしんどい、二軍では抜群な数字ですが一軍は無失点ながらも打たれ歩かせ、思い切った編成をするのであれば候補の一人にもなるでしょう。
そして東條はストレートは走っていましたしスライダーの変化量も以前と変わらず、これであれば小野に投げさせるよりも東條にチャンスをあげてもよいのではないかと、このまま終わるようであれば移籍志願があっても驚きません。
小沼は僅か5球で詰まった打球は見た目よりも力があるのか、ただチーム事情もあり支配下選手登録レースは森>山本斗>佐藤奨>小沼といったところです。

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◆9月15日(水) 日本ハム−千葉ロッテ16回戦(ロッテ10勝5敗1分、13時、鎌ケ谷、830人)
▽勝 土肥 14試合4勝2敗
▽S 小沼 32試合2敗16S
▽敗 吉田 17試合6勝6敗1S
▽本塁打 山本斗3号(吉田)、4号(アーリン)、古川2号(土肥)

▽バッテリー
千葉ロッテ 土肥、南、成田、東條、小沼—植田
日本ハム 吉田、アーリン、鈴木遼、福田、秋吉—古川

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