金銀飛車角落ち

ポランコとソトと角中と高部を欠いたらこんなもの、緊急事態です。
両助っ人については「過去の対戦がノー感じ」を理由としていますがポランコは2打数ノーヒット、ソトは4打数ノーヒットでしかなく四球は選んでいてそれでいて5タコの佐藤をファーストで、しかも四番で起用したわけでコメントを額面どおりに受け取るのには無理があるでしょう。
ポランコはまたハムストリングに問題が生じたのではと不安になりますし、ソトは続けて守ったことでのお休みのような気がします。
角中は下痢の症状で体調が戻るのに一週間以上もかかるって野球どころの騒ぎではなく大丈夫か、昨日に角中じゃないのってところでも出て来なかったのは珍しい話でもありませんが余剰気味の外野陣に敢えて荻野を引っ張り上げたのは数日前から何らかの予兆のようなものがあったのかもしれません。
高部の膝も心配で打撃だけでなく守備でも縦横無尽に走り回っていてダイビングキャッチなどもあり負荷が高まっていたのか、既に帰葉して明日も欠場です。

ほぼ無抵抗

そうなれば田嶋に捻られたのもむべなるかな、6安打1得点に抑えられてしまいました。
そのうちツーベースが4本で得点機が無かったわけでもありませんが佐藤の飛球を好捕されて直後に石川慎にツーベースの哀しさよ、その石川慎はフライで進塁を試みて憤死、無死の走者はゲッツーで潰す、二死一塁での長打も得点には至らず、なかなか歯車が噛み合いません。
そこまで大差を付けられたわけではありませんが普段であれば右に代わればお役御免の石川慎をそのままに、選手が足りませんと言わんばかりの9人野球です。
継投からして早々に試合を諦めた感があって和田なり茶谷なり大下なりに打席を与えればよかったのにと、いろいろな意味でほぼ無抵抗でした。

鈴木になれ菊地

その継投は六回が吉田、そして菊地の2イニングでした。
吉田は低目にボールがいっている分にはよさげですがそれがオリックスに見切られた理由ともされているストレートの球威の無さ、ちょっとでも高めにいくと持っていかれるのがきつくて低目に集めればいいっちゃいいのですが簡単な話でもなく、力強さの復活を待つのみです。
菊地が鎌ケ谷で投げて中1日でのロングは気にしないのかな、はさておきいきなり三者三振は数字が出ていて現地と映像での感覚差があるため何とも言えませんが目に見えるものとして140キロ台後半だったのはよし、高かったけどね、今はあまり細かいことを気にせず腕を振ることに注力です。

さあ種市

西野はことさら悪かったとも思いませんが、ここぞで踏ん張れませんでした。
足に打球が当たった影響は否定していましたが影響が全く無かったはずもなく、その後も投げたことでそれを理由にできない、したくない、先日の種市もそうでした、当たり前ですが打たれたほとんどが甘く入ったボールだったのはただの偶然でもないでしょう。
願わくば後半戦に投げた試合で勝てていないのは自分だけ、って種市にプラスに働いてくれよと、もし今日も勝っていれば無用なプレッシャーがかかったでしょうし、同じ左腕の曽谷に似たようなオーダーになるであろう打線の援護は望み薄ですが、借金を抱えたくはありません。

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◆8月3日(土) オリックス−千葉ロッテ15回戦(ロッテ10勝4敗1分、15時1分、京セラドーム大阪、34,454人)
▽勝 田嶋 14試合5勝4敗
▽敗 西野 15試合8勝6敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、吉田、菊地—田村
オリックス 田嶋、ペルドモ—若月

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