世界平和を願って

プロ入りから昨日までの全てを足しても今日の試合終了後以降に笑った数が多かったでしょう、それぐらいに珍しい河村の笑顔を堪能させてもらいました。
プロ初先発を5回2安打1失点と見事に白星で飾り、混戦の先発ローテ五番手、六番手争い名乗りを上げた形になります。
五回の無死満塁で1点でも取れていれば六回続投だったのではないかと思いますがそれでもプロ最長最多の5回77球は七夕らしくもあり、ソフトバンクに2タテを食らわせてチームの連勝を5に伸ばして貯金も今季最多の4と星に願いが届いたのか、これで世界平和となればもう言うことはありません。

角度が凄い

今日は横から見ていたのでコースは分からなかったのですが、逆に高低がはっきりと見えてその長身からの角度が凄かったです。
ストレートでもミットがグラウンドについてしまうようなキャッチングはバットに対してもかなりな圧になるのではないかと、ファールで粘られているようで実は仕留め損なっていたのが実情のような、そしてこれがフォーク、カーブとなると目線の動きも大きくなってミスショットも増えそうです。
数字こそ誤判定と思われる147キロを除けば140キロ台そこそこですが、その数字以上に打者にはイヤらしさがあるでしょう。
記念のボールはお約束のご両親にプレゼントは大きく産んでくれた感謝を込めて、喜んでくれるはずです。
継投はハーマンがヒヤヒヤしましたが考えられるベストな布陣で、守りもちょろちょろ破綻はありましたがそれでも荻野が余裕のダイビングキャッチにエチェバリアもアウトにこそできませんでしたが見事な動きを見せて、河村のメモリアルをチーム一丸となってアシストしたのも感動ものでした。

三遊間の競い合い

打線は一回り目を東浜に手玉に取られましたが二回り目に捉えて三回り目にチャンスを逃して、上げ下げの激しい一日でした。
試合を決めたのはレアードの一発で、肩口から入ってきたカーブを逃すことなく一閃した打球は膨らみのある左中間だったので届くかどうか際どかったですがパワーを見せつけて、荻野、藤原、中村奨の出塁率が高いところをきっちりと返してくれる頼もしさです。
逆に体が重そうでDHでの出場が増えているマーティンが三振に2併殺とチャンスを潰しまくったのでマン振りも鈍くなっていることからして休ませたくもなりますが、レアードがカバーをしているので先日のように交通事故でもよしぐらいで構えるのがよいのかもしれません。
そしてなぜあの打球ですぐに走り出さなかった、入るとでも思ったのか、のエチェバリアのツーベースも流れとしては大きく、脆さもありますが捉えたときの打球スピードはレアードやマーティンに遜色ないので面白い存在になってくれそう、安田の尻はかなり熱くなっているでしょう。
ようやく打席の和田は逆球でしたがサイドからあの軌道で入ってくるのは厳しい、それでも一振り目の空振りは久しぶりに豪快で次に頑張ってください。

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千葉ロッテ 0 0 0 4 0 0 0 0 X 4 11 1

◆7月7日(水) 千葉ロッテ−ソフトバンク13回戦(ソフトバンク6勝5敗2分、17時45分、ZOZOマリン、6,385人)
▽勝 河村 16試合1勝
▽S 益田 37試合4敗21S
▽敗 東浜 6試合2勝1敗
▽本塁打 レアード18号(東浜)

▽バッテリー
千葉ロッテ 河村、田中、ハーマン、佐々木千、益田—田村
ソフトバンク 東浜、石川、津森—甲斐

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