雨中の連勝

今季は雨中の試合が多いような、臨場感と鬱陶しさを天秤にかけてチケットを無駄にしても自宅でぬくぬく中継を観たい誘惑にかられます。
それだけに負けると徒労感が半端ないので昨日と同じく先制からひっくり返されましたが再度の逆転で連勝、我慢が報われました。
そうなれば明日に岩下vs西口は3タテを夢見るに充分ですが、西口はドラ10から苦節5年目のプロ初勝利をしたばかりですから油断はできません。
炭谷が加わりライオンズ化に拍車がかかる楽天は、オリックスの勢いが止まらないだけに後先構わず全力でくるでしょう、

サイクルには届かず

今日も藤原がマルチヒットは3安打猛打賞、サイクルヒットまでスリーベースを残すのみでしたが一番の難関だけに届きませんでした。
しかしカットするような技ありの流し打ちに豪快に叩いての今季初アーチと、いい感じでヒットを重ねています。
勝手に内間が乱れただけではありますが最終打席で記録を狙わずに四球を選んだのがチームへの貢献意識となれば先日の記事が思い出されて、それが貴重な追加点に繋がり岡に続いて益田を助けましたので成長だと思いたい、二軍での下を使った鍛錬は福浦ヘッドとの二人三脚と伝えられているのも喜ばしいです。
ようやく今季初ヒットの福田秀が藤原や4安打4打点の中村奨を差し置いてのお立ち台は勝ち越し打ということもありますが球団の期待と後押しなのでしょう、高めのボールは空振り率が高いのですが外寄りのボールを上手く運んで無駄なヘッスラは感心をしませんが、気持ちの表れだと思えば悪くもありません。
打線としては珍しく連打もそうですが先制、ひっくり返された直後の逆転、追い上げられての突き放し、最後のダメ押しと得点のタイミングが素敵すぎて、そして瀧中が今季初登板での大炎上から対ロッテ3戦3敗は9回を投げて16失点とこれまた珍しいお客様、大切にしたいものです。

小島は4連勝

抑えても六回に躓いてなかなか勝ち星が、の小島が気が付けば4連勝で貯金3と先発では貯金頭となりました。
ピッチングとしては雨の影響もあったのでしょうが、もう小宮山、大谷の印象に引きずられてコントロールがいいなんて誤認識は捨ててはいてもそれでも多い自己最多の6与四球で「五回まではエース級」の面影も無い5回4失点は106球で魔の六回まで踏み込めず、勝ちはしましたが本人は不満でしょう。
全体的に高めは低めにも決まれば高低で勝負ができますがその低めもバウンドしがちで、それでも逆に言えばそういった状況でも大崩れをすることなくまとめられたと言えなくもありませんから、勝敗は時の運ではあっても目に見える白星という果実を追い風にして欲しいです。
六回は小野がふらふらしたままなので抜擢感の東妻が被弾はありながらも後続は簡単に打ち取って、無茶押しからの変化が見られますのでちょっとだけ楽しみになってきて、しかし試合を危うくしかけたのでアピールのためにはピシャリと三者凡退がそろそろ必要でしょう。
そして今日の一番は初回の浅村の打席で、内をえぐったことで外のボール気味のコースに手を出しての三振はこれこそ配球の面白さでしょう、投げ慣れないせいかこの試合での小島のように中に入って事故るケースも少なくありませんが、それを怖がってはダメですのでどんどんいくのみです。

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千葉ロッテ 2 0 4 0 0 1 0 1 X 8 13 0

◆7月4日(日) 千葉ロッテ−楽天14回戦(ロッテ7勝6敗1分、14時、ZOZOマリン、9,132人)
▽勝 小島 13試合5勝2敗
▽S 益田 36試合4敗20S
▽敗 瀧中 11試合5勝4敗
▽本塁打 ディクソン3号(小島)、藤原1号(瀧中)、田中貴1号(東妻)、浅村7号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東妻、ハーマン、佐々木千、益田—田村
楽天 瀧中、福山、福井、森原、内間—足立、田中貴

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