新庄ボムに気を付けろ

またしてもの延長戦でリリーフ陣を浪費しないで済んだと思えばよいのか、痛い九回でのサヨナラ負けです。
その延長戦を意識したのかゲレーロのイニング跨ぎがそもそも疑問でしたし先頭打者にぶつけたところで代えるのであれば頭から代えればゲレーロも代わった投手も幸せだったでしょう、そして左打者に懲りずに鈴木であればまだしも、前日に28球の廣畑の投入が裏目に出ました。
これは廣畑を責められないでしょう、最後のは打ち取った打球ですしあの位置で高部が何を迷ったのかは分かりませんが、そうでなくてもただでさえ球数が多い上に緊張した場面でのピッチングだったのですから心身ともに疲労は額面以上だったであろうところでの連投は何なんだよと、ちょっといいと見ると使い倒しの悪い癖が出たといったところか、鈴木でないのであれば残るは小沼と使えない国吉との天秤だったのでしょうが、そうであれば鈴木、国吉と無駄な枠でブルペンを埋めていたことにもなりまさに自縄自縛、それは毎度のことながら野手の起用にも見て取れます。
今日もエチェバリアならの守りがあった藤岡が何も無かったかのようにスタメン起用でチャンスに凡退、山口に代打を出しても藤岡には出さない、開幕して暫くは出していたのに試合を重ねて数字が落ちていくのに反比例して固定されるって何だろう、焼けぼっくいに火が付きました。
毎度のことながら井口監督の思ったことを垂れ流す脊髄コメントにもガッカリで、理解できない、はそのとおりでしょう。
しかしそこをぐっと堪えて「高部も考えての結果でしょうがああなったので、次に繋げられるよう話し合います」とか言えないものなのか、ベンチで号泣したらしい高部のメンタルもどうかとは思いますが監督が出る杭を打ってどうする、試合を決定づけるエラーをした鳥谷には触れもしなかったのに、呆れます。
とにもかくにもドベの日本ハムに黒星を喫して西武にならないよう注意しなければ、新庄監督に初勝利を献上したのが西武でそこまでは3強の一角を占めていたものがそこから6連敗ですので次は難敵オリックス、新庄ボムでの連敗街道にはまらないよう流れ的には早くも正念場の週末です。

岡がなぁ

密かに期待をしている岡も精彩を欠いています。
記録よりも記憶の岡、から記録も伴って欲しいのですがプレシーズンをピークに右肩下がりで、平沢に負けじとばかりにバント失敗を繰り返します。
九回の勝ち越し機にゲッツーは無いよなぁ、注文どおりに引っ掛けてのショートゴロに新庄監督はきっと手を叩いて笑顔満面だったでしょう。
そもそも散発5安打でしかなくワイルドピッチに端を発した同点劇でしたし九回のチャンスも打撃妨害がありましたので前日と同じく相手が勝手にこけただけではあり、ヒットは打てずにバントもできず、長打が欲しい、が高望みだったのか、打線が連日にしょぼすぎました。

本前が凱旋登板

凱旋と言うほどに活躍をしていたわけではありませんが、5回2失点、今日も先発は試合を壊すことなく頑張ってくれました。
その身長よりもマウンド上で大きく見える本前は145キロとかの数字ほどに映像ではボールが走っているようには思えませんでしたが各打者が呆然と見送る制球力を時折に、1割打線が相手ではありましたが手元ではその数字だけのことはある伸び、キレがあったのでしょう。
被弾が多い投手ではありますが野村のそれは内を上手くすくわれたもので本前がどうではなく野村を誉めるべき、清宮には投げミスでした。
それでも最低限の仕事はしてくれましたので明日に抹消されるでしょうが次のチャンスもすぐにあるはず、期待しています。

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◆4月6日(水) 日本ハム−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時、札幌ドーム、7,953人)
▽勝 北山 4試合1勝
▽敗 ゲレーロ 4試合1勝1敗
▽本塁打 野村1号(本前)、清宮2号(本前)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、東條、小野、ゲレーロ、廣畑—佐藤都
日本ハム 加藤、杉浦、堀、北山—宇佐見

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