27イニングぶりでサヨナラ

3試合、27イニングぶりのタイムリーでサヨナラ勝ちです。
十回の攻撃は見事でした、山口が外のボールを逆らわずにライト前に運んで代走和田が盗塁を決めて小川が送って、そして荻野が殊勲の一打を放ちました。
こういったケースでは和田であれ走らせずにバントがこれまででしたから積極的な作戦が功を奏して、和田も小川も一球で決めて、それでも自分も含めて外野フライも打てないんだろうなと思うロッテファンが少なくなかったであろうところで歓喜、歓喜、とにかく勝ててよかったです。
荻野の5球目はゾーンだったのかスイングだったのかボールに見えましたが結果的には四球にならなかったのが、日本ハムには裏目になったのが皮肉でした。
その殊勲者にバケツで氷水をぶちまけたのはいつもの三木ではなくレアード、だったのは気分転換か、そして自分的にはこのカードはこの試合だけがネット観戦ですのでここから連敗で疫病神にならないよう、明日は微妙な空模様ですが雨に降られない白星をお願いします。

落として上げる

もっとも九回までがしょぼすぎました。
例によって初対戦の投げるポンセに四回の無死満塁を逃すなど攻めきれず、八回にはバント失敗もあり、負けフラグがビンビンです。
終わってみれば勝利を際立たせる、その四回に三振を喫した佐藤都が次の打席で同点アーチを放ち、十回は小技が決まって、落として上げる勝利です。
そうであってもやはり九回までは5安打でしかなく、打てねーな、勝利もそうですが延長戦でも3時間かからなかったのがせめてもの救いでしょう。

またしても犠牲者様は本前

本前は6回4安打1失点、タイムリーは打たれない伝説を続けましたが勝てませんでした。
今日の犠牲者様はピッチングとしては弱っている日本ハム打線が相手ではあれ文句なし、走者を背負っても2つの併殺など決定打は許しません。
こちらは悪癖の一発を食らいましたが今季7被弾目はしかし6本がソロで、先頭打者を全て打ち取ったのも大怪我にならず防御率2.59は立派です。
あとは右打者にも内を突きたい、これは本前と言うよりはリードする佐藤都の問題で右打者には要求するも左打者には外一辺倒は投げやすいクロスファイアのみ、逆球になった後の外に清宮が手が出なかったようにボール球であっても内を意識させることこそが重要です。
6回78球でしたので続投かと思いきや交代は前回の失敗が後を引いたか、あのときは強風だったので体力を削られてむしろ続投が疑問でしたが今日も途中で強く降られるなどしましたからそういう観点であれば仕方なし、しかし火曜日に多くの中継ぎを突っ込んだのが気にならないわけではありません。
その継投は東條、オスナ、益田、ゲレーロとパーフェクトリリーフで、前の試合に続いて八回がゲレーロではなくオスナだったのが佐々木千も昇格しましたし再編の一手なのか、それとも時々で入れ替えていくのか、どうあれ明日はロメロでも二人ともベンチ入りできるのは心強いです。
立川さん、シンカーを投げない益田に「イメージを変えるため」はきっと違います、投げないのではなく投げたくない、決まらない、が理由でしょう。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
日本ハム 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4 1
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1X 2 7 0

◆7月5日(火) 千葉ロッテ−日本ハム10回戦(ロッテ6勝4敗、18時、ZOZOマリン、12,547人)
▽勝 ゲレーロ 32試合3勝2敗3S
▽敗 ロドリゲス 2試合1敗
▽本塁打 野村5号(本前)、佐藤都4号(ポンセ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、東條、オスナ、益田、ゲレーロ—佐藤都
日本ハム ポンセ、石川直、玉井、ロドリゲス—石川亮

© 2007 オリオン村