待ってろ、初芝

山口が劇的なサヨナラアーチで井上、大松の24発に並びました。
文字どおりの弾丸ライナーで低い弾道に入るか微妙でしたが失速することなくスタンドへ、高々と弧を描くホームランアーチストらしい軌道もいいですが力技ってのも素敵すぎる、グラウンドに姿を見せた井上に「並んだんで抜けるように頑張る」のお立ち台には自信が満ち満ちています。
大松とは被っていなくて面識はほぼ無さそう、次なる目標となる25発の初芝は取材で話ぐらいはしたことがあるでしょうが顔と名前と25発が一致しているかどうかそこは広報が入れ知恵をして「偉大な初芝さんに並べた」とコメントして欲しい、もう5年以上も止まっている初芝ちゃんねるが再稼働するかもしれません。
これで日本人で別当、山内、落合と球団史上で3人しかいない30発へのカウントダウンが始まった、つまりは初芝は山口にとって通過点です。
35発まで伸ばせば助っ人も含めたシーズン10傑に入る、40発なら5傑に入る、かなり高いハードルですが少しでも近付けるを楽しみに見守ります。

弁慶踏ん張る

内弁慶のはずが初戦に大敗して今日も初回にいきなり5失点、弁慶もソフトバンクには敵わないとのため息が最後は歓喜となりました。
八回の三者連続三振で小久保監督もソフトバンクファンも勝利を確信したでしょう、ロッテファンは九回の追い上げも例によっての追い付かない程度の反撃で終わるだろうとの諦めが走ったに違いない、藤原で決められなかったところにらしさは残りましたがざまぁ上沢です。
実況が「4月に上沢が八回を無失点に抑えて杉山が登板、藤原のサヨナラヒット」と前向きな話が半分だけ実現した、笑いが止まりません。
ソトが力無いフライの一死で帰り支度を始めた人もいたのではないかと、上田の三振で腰を浮かせた人もいたのではないかと、発作の代打攻勢が活きました。

見たかっ!

お膳立ては安田、痛烈にライト線を破りました。
ラブ寺地にまさかの代打でサブロー監督はどうしちゃったんだろう、安田とすれば「見たかっ!」と意地のツーベースです。
これで扱いが変わるかと問われればあっさりと代走を出されて否なんだろうけどさ、しかし自らの商品価値を上げるに大きな一打となりました。
山本はやや低めを詰まりながらもセンター前に運んでダイナマイト、詰まっていなければ池田が三塁止まりもしくは憤死したやもナイス詰まりです。
今日は安田、山本、山口のYYYで追い付き引っくり返してスゲーYA、この三人がクリーンアップを打つ打線を、見果てぬ夢であっても追い求めます。

奮投

もう一方の立役者は、無失点で繋いだリリーフ陣です。
五回以降を6人で僅か1安打に抑えて、1点でも取られていたらこの痛快な勝利はありませんでした。
ここのところ調子が上がらない澤田が四球はあれど凌いで八木は完璧、小野は力強かった、崩れそうで崩れない中森も近藤を翻弄します。
見事な継投でしたが山口が十回に決めてくれなかったらどうするつもりだったんだろう、十一回は鈴木で残るは石川柊と宮崎颯の元ソフトバンク勢のみで7球の小野のイニング跨ぎがあってよかった、明日が毛利で不幸にも早く崩れればこの旧鷹二人で後始末をしてもらいましょう。
はい、明日は蛮勇小島でなく二軍で再調整を指示しながら実戦登板も無く戻す毛利、対ソフトバンクの防御率は5.56で小島よりはマシな程度です。

新旧競演

そんな奮投の継投の中で新旧守護神は苦しかった、ギリギリでの持ち堪えです。
球団記録を更新し続ける800試合登板の益田は先頭を歩かせるなど一死満塁のピンチをこしらえて、ヒヤヒヤものでした。
横山が下降線で守護神益田に期待する向きもありますがなかなかにしんどい、今後も五十嵐、江夏を目指して登板を重ねていくでしょうがポジションとしてはビハインドを中心にたまにホールドを稼ぐが妥当に思えて、あと24の通算200ホールドははるか彼方です。
横山も歩かせて二つ目は申告敬遠にしてもピシャリとはいかず、今の状態であれば八木が節目の二桁勝利を手にしたら、もしくは中森との配置転換はありです。
タイトル争いがあってありえないとは思うけど、少なくとも今の状態での三連投はありえません。

サヨナラ

前日に続く初回の5失点には乾いた笑いも出てこない、連日ってのはロングにとって知ったことではないですが話にならない自滅でした。
とにかくストライクが入らない、始まってすぐに四球、四球ってもはや敗退行為とされても抗弁はできないです。
容赦なく吉川を抹消したサブロー監督にロングを残す選択肢があるはずもなく、無いよね、あったらダブスタ、あってはなりません。
これだったらサモンズを残した方がよかった、と言いますか機能していたリリーフから転向させたが大失敗です。
おそらくサヨナラだろうなぁ、それとも調整が大変だろうけどリリーフに戻して様子を見るのだろうか、何ごともなかったように先発させたら怒ります。

復帰

二軍戦では武内が復帰登板を果たしました。
トミージョン手術は昨年の7月下旬でめっちゃ早い、5月の永島田を抜いた、秋口にはと思っていたのが前倒しは喜ばしいです。
ヒットを1本打たれましたが四球はゼロ、手術前にはイップス疑惑が持ち上がるほどにボロボロで手術によるブランクが変化をもたらしてくれるのではと根拠の無い期待がありましたが今日のピッチングを見る限りではよさげ、捕手が捕れないなどの抜け球も複数ありましたが150キロ超を連発してトミージョン手術でありがちな球速アップが成っている、節目の三年目ですが再契約はきっと大丈夫でしょう。
やはり復帰組の大谷は1回3安打1四球2失点、投げられるだけでもとは思っていても枠が足りなくなれば三桁もありかな、春先は中村亮と両輪だった秋山は9安打7失点で五回を投げきれず再契約は危うくルーキーイヤーに評判高かったのにナマで見たらがっかりは吉原を思い出します。

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◆8月26日(水) 千葉ロッテ−ソフトバンク19回戦(ソフトバンク12勝6敗1分、18時、ZOZOマリン、28,010人)
▽勝 横山 45試合1勝2敗30S
▽敗 鈴木豪 31試合1勝1敗
▽本塁打 山口24号(鈴木豪)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロング、澤田、八木、小野、益田、中森、横山—佐藤
ソフトバンク 上沢、津森、松本裕、杉山、鈴木豪—山本祐、海野

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