小気味いい勝利

勝ちきれなかった試合も少なくありませんので、たまにはこういう勝ち方があってもバチは当たらないでしょう。
完全に自滅で白星をもらった逆転勝ちではありますがヒギンスが連続四球を出したことで浮き足立ち、菅野が打ち上げたところで勝ちを確信したのか試合を振り返り始めて、岡の同点打で絶句し、マーティンが逆転押し出し四球を選んでの意気消沈、実況と解説の一喜一憂が面白かったです。
6点以上でないと勝てない、そんなジンクスも終わりましたし今季初の貯金で勢いに乗りたい、そしてソフトバンクに早めに借りを返しておきたいです。

ごめんな鈴木

今日も鈴木は6回2失点と先発としての仕事をきっちりとこなしてくれましたが、またしても打線の援護が足りずにプロ初勝利に手が届きませんでした。
もう諦めの境地かもしれませんがここまで援護率が1.73と2点にも届かないのはさすがに可哀想すぎて、新人王を争う同じ左腕の宮城、早川も1.26、2.10の防御率に比して勝ち星が伸びていませんがそれでもそれぞれ2勝は援護率が3.00、2.77だからこそでしょう、この差は大きいです。
その鈴木は球数の多さをやはり気にしているようで今日はそこに意を置いたのか適度にばらけるのはいつもどおりでしたがこれまでに一番少ない1与四球、かつ3奪三振は小さくまとまってしまったかのようにも見えて、順番からすれば三番手ですがルーキーなのですから六枠目と割り切って五回を投げてくれれば充分、今はとにかくしっかりと腕を振って自分のピッチングをすることに注力させた方がよいように思います。
前回に走られすぎたからか今日も走者を気にしすぎているような牽制が目立ちましたし、落ち着きを取り戻させるためにも次こそ打線は頑張ってください。
そして東條にヒヤリとさせられて自分目線では甘いコリジョン適用に助けられただけでしかなく、返球が逸れたから走路を塞いでもオッケーであればそれを悪用する輩も出てくるでしょうし、さすがに挟殺プレーでのそれはコリジョン導入の目的からして除外するにしても、もちっと厳密に適用すべきでしょう。
ビハインドだったことでハーマン、唐川の週4試合登板を回避しての佐々木千は今日ぐらいにストライクが先行すれば活躍の場が広がりそうで久しぶりの勝利おめでとう、逆転するまではキャッチボールをしていましたのでそのままであれば益田は投げなかったものと思われ、吉井ルールの原則堅持も確認できました。

ありがとうマーティン

打線はマーティン様々、残留してくれてありがとう。
先制タイムリーも殊勲でしたし勝ち越し押し出し四球もそれだけ相手から警戒されているからこそで、もうマーティン抜きの打線は考えられません。
三振は多いですがあれだけ振れば投手には恐怖感があるでしょうし、それもあってか四球も多くそして得点圏打率も.438と半端ない頼りになる存在です。
いつの間にやら打率も2割5分を超えて、中村奨も復調傾向、安田はここぞで打点を稼ぎレアードも上昇曲線、となればそろそろ打ち勝つ野球ができてもいいころだと思うので来週こそそれに期待をしたく、そのためにも調子の上がらない選手の見切りがいい加減に必要です。
今日も答えを出せなかった藤原は週明けの抹消が妥当もはエチェバリアとの入れ替えでの週後半まで待つのか、本人のためにも早めの決断をしてください。

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◆4月18日(日) オリックス−千葉ロッテ6回戦(ロッテ3勝1敗2分、13時、京セラドーム大阪、7,316人)
▽勝 佐々木千 4試合1勝
▽S 益田 11試合2敗3S
▽敗 ヒギンス 7試合1敗1S

▽バッテリー
千葉ロッテ 鈴木、東條、佐々木千、益田—田村、柿沼
オリックス 宮城、比嘉、富山、ヒギンス、能見—頓宮

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