ツイてなかったけどツイてた

酒が入ってまぶたが重かったですが睡魔に負けるとそのまま目覚めず肉の日の仕入れもチケット予約もフイにする自信があったので、先日に球場でもらったブラックブラックを噛みしめての映像チェックはそれも勝ち試合だったから、負けていたらスコアテーブルだけで済ませたかもしれません。
佐々木朗が投げる試合は絶対に負けられず勝ち星こそ手にできませんでしたがチームは延長戦を制して、かなり価値の高い白星と考えます。
カード初戦に勝ってこのまま電車道といきたいですが不憫王メルセデスvs不調でも山本のマッチアップがどう転ぶか、ここを越えればスイープが見えてきます。

165キロにも淡々

今季初ビジターの佐々木朗は立ち上がりにボールが高めでフォークが真ん中に落ちて、開幕からの連続イニング無失点が20で止まってしまいました。
しかし二回の「失点」はラインの内側を走ったとされてチャラとなり、四回は不運な内野安打などで満塁のピンチになるツキの無さも茶野の打球が足に当たって抜けていたらおそらく2点が入ってさらに一三塁、次の外野フライで4点目を失った可能性があっただけにツイていたように思います。
そして日本人選手としては大谷に並ぶ史上最速の165キロを4球で100球を超えてからもあってそのスタミナが底知れず、本人は誤差みたいなコメントでさほどに達成感は無いようでチームの勝利が第一なのでしょう、手段と目的をはき違えていないのが頼もしくもあります。
88球での続投は先日と同じく吉井監督が負荷をかけ始めた流れで115球を目処としたい考えを示して、どこかで間隔は空けるでしょうが第二幕の幕が開きました。
八回はペルドモがさくっと、九回は澤村が二死から走者を出してまたかよと思わせつつ後続を断って、そして十回の益田は逆球ラッキーもあって珍しくも三者凡退と同点から僅か1点リードを守り切ったのは素晴らしい、勝利の方程式がこの三人で回す方向性が感じられた試合でもあり次は締めるペルドモも見てみたいです。

六番キャプテン

打線はさすがに中村奨を六番に降格させてしかし左打者大好きの山崎福に対して友杉ではなく藤岡、三番角中、我慢強くポランコは分母が小さいことでそこまで重視するデータではないと考えたのか、角中はタコでしたが藤岡が同点タイムリーを放ってポランコは四球で追撃のホームを踏みました。
中村奨もマルチでしかし三打席以降はダメダメでしたからこれで三番に戻すのは早いかなと、外すつもりがなければせめて2割に戻すまで六番起用を推します。
左というところでは平沢も上手くレフトに運んで藤原は2点タイムリーツーベス、に加えて決勝点となった四球は今季に顕著なファールで粘ってもぎ取っただけにポイントが高く、1球でバントを決めた平沢もそう、安田は山崎福には抑えられましたがその後にマルチで.282まで率を上げました。
三打席連続三振の山口が決勝の犠牲フライはそこまでの2球を見ればどう考えても高めへの失投でそれでも先日のアーチと同じくきっかけとしたい、ボールを追いかけたり落ちるボールに空振ったりと助っ人チックな打席が続きますがそうであればなおさらに一発、打点が存在意義に繋がります。
山本に対してはどうするか、無理と思われても打った茶谷は今日のスイングを見ると打席から遠ざかっていたせいか振り遅れ気味で厳しそう、3タコの藤岡に代わってしぶとさへの期待で友杉、ポランコではなく井上、ぐらいのいじりなのかいじらないのか、吉井マジックで再び山本を沈めたくあります。

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◆4月28日(金) オリックス−千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、18時1分、京セラドーム大阪、24,328人)
▽勝 澤村 9試合2勝2S
▽S 益田 10試合8S
▽敗 近藤 7試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、ペルドモ、澤村、益田—佐藤都
オリックス 山﨑福、吉田、山崎颯、本田、阿部、平野佳、近藤—森

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