こう言っては申し訳ないながらも唐川の先発がそも意外、継投も意外、西川は西川でも愛也のやらかしも意外、植田のフルマスクも意外、びっくり仰天でした。
時期的にただ投げるだけで来季が担保された唐川はこの好投で当然なんて論調になったりして、それほどのナイスピッチです。
じゃあこれでローテになるかと問われれば否、とは中6日ではあっても前回登板が2回36球でしかないのに80球での交代は必然だったのか過保護なのか、次の監督、投手コーチの嗜好、志向にもよってくるでしょうが7~8番手としてたまに投げるが期待値にも思えます。
文句無し
ともあれ今日はほぼ完璧、文句無しです。
140キロ台後半のあれもカットボールなのかな、二者連続奪三振の素晴らしい立ち上がりは二回に初ヒットを許して先制してもらった直後の三回は連打で一死一三塁のピンチを作って、飛ばしまくったのがもう息切れかと不安を覚えたロッテファンもいたことでしょう。
しかしここを凌ぐと四回以降はパーフェクトに抑えて、とにかくルーキーイヤーを彷彿とさせる精緻な制球力でストライク先行のピッチングが見事でした。
さすがに球速は140キロ台前半に落ちましたがカーブを上手く交えて変化球を多めに、かと思えばズバリと内に投げ込んでの翻弄です。
お立ち台ではまず植田に触れて家族に言及してまるで引退試合のセレモニーみたいでしたが、まだまだ枯れてねーぞと、通算82勝目は黒木を上回っています。
廣池!
そんなレジェンドの勝利を託されたリリーフ陣は前日に続いて虎の子の投入、かと思いきや高野脩でなく廣池でした。
一ヶ月ほどの抹消はありましたが内容は優っているのに横山より10試合以上も少なく大事、と言うよりは慎重に扱われている感があって、中盤戦までの高野脩はイニング跨ぎが少なくなかったってのはあるにしても、明日に温存だったのかなぁ、どうあれ廣池には半端無いプレッシャーだったでしょう。
しかし臆することなく伸びのあるストレートで押し込んで四球はあれどバトンを無事に次に渡して、何にも代えられない経験値を積み上げたと思います。
横山!
ふと締めで高野脩もあるかと、けど横山です。
投球練習を終えたときの顔付きでいつにも増して緊張と言いますか引き攣っていて大丈夫かよとの不安は無死満塁、見守る唐川はほぼ諦め状態だったでしょう。
その諦めを押し隠すようにベンチが映れば同期の阿部広報と言葉を交わして、最後のシーンではおーって表情でした。
小川じゃあるまいし小技が使えない無死満塁がむしろ功を奏したのかも、初の二桁セーブ達成もあり横山にもいい経験値になったはずです。
植田!
そして植田です。
試すでなく近年で多くバッテリーを組んでいることでの抜擢だったと思われ、今季初出場は初スタメンマスクでプロ三度目、二年前のそれは同じ理由でカスティーヨ、本前と組んで両投手が降板したところで代えられて、しかし今日は廣池はともかく横山とも組ませてもらえました。
これでもかとカットボールの立ち上がりに二回り目ぐらいで変化球中心に切り替えたが植田のリードであれば今後が楽しみで、実況も小林雅も誉めていて実際に唐川もほとんど首を振らずに、九回を任せられたのはベンチもその評価をしてのものであれば次の機会もあるでしょう。
足遅せ~、でプロ初ヒットは逃しましたがからっきしだったバッティングは地道に力を付けて今なら松川よりも打てる、これまで何度か一軍はありましたがいるだけに終わって登録数より出場試合が少なかったのが今日のリーグ内プロ初スタメンマスクをきっかけに出番を増やしたいです。
ずっと推していましたが扱いの雑さに富山に気持ちが移りつつありましたが、頑張れ植田、ちなみにノーヒットでサヨナラ押し出しみたいなイベントも無いお立ち台ってこれまでありましたっけ、ずっと我慢していたものが最後の最後に声が割れて涙ぐんだのにこちらもぐっときました。
愛也!
バットで痛い目に何度も遭わされていた西川が今日は守備で、ごそっとお返ししてくれました。
池田のセンター前ヒットを後逸して三進を許したかと思えば山本の飛球を捕って投げるところでボールをこぼして楽々の生還となって、池田の足だとクロスプレーになるかと思ったタイミングでしたから助かりました、それが決勝点となればなおさらです。
これで明日は取り返そうと力みまくるに違いなく絶対に打たれてはならぬ、歩かせるなど以ての外、初回先頭打者としての一打席目が最重要です。
何だよ、もー
そんな決勝点を叩き出した山本は小林雅に内容はよくないと言われてしまい、でも二打席目はよかったです。
内に構えたのが外に流れたのを右に強い打球を、抜けていたらきっとタイムリーでこの試合できっちり捉えたのはこれと安田のツーベースぐらいでした。
外は本人もかなり意識をしていて考えすぎになっている感が否めませんが、一歩ずつ、一歩ずつです。
安田のは打った後に吉井監督が不満げな表情で何の不満があるのかと、何を言っているのかと巻き戻して見てみたら「何だよ、もー」の唇の動きに見えてスタンドに入らなかったらスリーベースだったのに、ってことかな、いじめられっ子で危惧しましたがちょっとホッとしました。
マジック1
何だかんだ與座に抑えられての地元でリードする展開にまさかと思いましたが八回に四打席目の西川、マジックは1のままでした。
ただ3試合連続ノーヒットで率がぐんぐんと下がってしまい、ちょっとヤバげです。
スイングスピードがあるってことでサブロー頭の指導で手元に引き付けるフォームに改造したのが調子を戻した理由とされていますが、疲れかそのスイングスピードが鈍ったかのごとく差し込まれての逆方向に当たり損ねが目立ち始めて、このままだと2割7分台すら怪しくなってしまいます。
とは言えフォームを変えるわけにもいきませんし休ませたら規定打席に届かなくなる、ちょい余裕がある寺地に代えてDHはありかな、本音では岡を使いたいっぽくて代打起用を欠かしませんし、それか二番寺地にバントをさせるなら西川にだって、決められなかったら本人の問題でしかありません。
笑顔を
石川柊がいないし唐川に続いて石川歩!二木!を予想しましたが、明日は木村です。
まあ前日の記事を書いた後に広報カメラでボスがブルペンで投げているのを見てボスかと思っていて「抜擢」は無いだろうとは思っていましたが、二人ともどうするんだろう、このまま投げずに二人とも来季となったらそれはそれで悶々とします。
さておき木村には続けて打ち込まれていて最後はきれいに終わりたい、悪くても6回2失点で願わくば勝ち越して笑顔を見せてください。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
| 千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 4 | 0 |
◆9月23日(火) 千葉ロッテ−西武23回戦(西武12勝9敗2分、18時、ZOZOマリン、26,452人)
▽勝 唐川 2試合1勝1敗
▽S 横山 46試合2勝4敗10S
▽敗 與座 15試合6勝5敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、廣池、横山—植田
西武 與座—古賀悠