痛すぎるサヨナラ負け

両チームともチャンスを逃しまくったので引き分けであればまだよしとできましたが、痛すぎるサヨナラ負けです。
山本と表裏で棲み分ける意図もあったにせよロッテにぶつけるためとしか思えない中8日での宮城を攻略しただけに、一敗以上の重みがあります。
逆に言えばモヤモヤあざーすに乗じて逃げ切っていれば致命傷を与えられたかもしれず、五度目の正直でヒットを許したことが地獄の一丁目でした。
吉田正に続いてジョーンズがワクチン副反応で抹消されたその代わりの大下がヒーローになるというオリックスに災い転じて猛烈な追い風を明日に止められるのか、その明日は田嶋と思いきや山崎颯は流す前提も予報では夜には上がりそう、でも今日の結果で多少の雨では強行するでしょう、負けられません。

尻切れトンボ

ここのところ仕掛けが早く先制はするも追加点をなかなか取れずにもつれた試合になることが多く、今日もまさにそれでした。
いきなり連打にまた三番中村奨が送ってマーティンが2点タイムリーツーベースを放つも後続を断たれ、二回は満塁から中村奨が今度は犠牲フライで追加点まではよかったのですが三回の二死一二塁、四回の無死一二塁、八回の二死二三塁であと一本が出ません。
チャンスを潰しまくったモヤに比べればマシですがどこかで1点でも取れていればとは壮絶なたらればで、自分的に三番にバントは賛成できませんがやらせるならスリーバントを命じて欲しかった四回が分水嶺だったのか、これも首位攻防戦ならではなのでしょう。
それでも荻野が高沢チックな3安打猛打賞、欠場の藤原に代わる角中も3出塁と頑張りましたし、11安打4四球とらしい攻めはできていました。
ちょっとしたズレで点になったりならなかったりするものですから明日は噛み合って欲しい、二木には最低でも5点が必要です。

そうか、91球か

美馬は6回1失点ながらもピンチの連続で、コリジョンを避ける田村の絶妙な足位置や若さあふれる来田の走塁ミスなどに救われました。
五回を終えて91球でしたので継投に入るかと思いきや続投はロメロと同じ91球、80球台で交代させる吉井コーチのエアポケットなのでしょう。
そんなわけもなく同点の九回に益田ではなく田中だったことからして追加点が取れないことでの過負荷な勝利の方程式の温存への一環だったと思われ、つまりはまだ鞭を入れるところではないと考えていることにもなるわけで、6連戦の初戦からギアを入れるわけにもいかないとの判断も分かります。
国吉もアップアップでしたし防御率0点台が見えてくると被弾する佐々木千に益田まで打たれたら収拾が付かなくなりますので、田中には申し訳ないのですが打たれたのが田中でよかった、とするには明日、明後日にしっかりと方程式で締めくくらなければなりません。
その田中と吉井コーチの話し合いはラオウと左のモヤのどちらと勝負をするか、が結果的には裏目に出ましたが死球、申告敬遠2つは支持します。
今日は大下にやられてエチェバリアがやらかして、久しぶりの選手に吉凶が出ましたので、明日は右腕ですから和田で風向きを変えましょう。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 1 0 0 0 0 0 0 0 3 11 1
オリックス 0 0 1 0 0 0 0 2 1X 4 12 0

◆9月7日(火) オリックス−千葉ロッテ17回戦(7勝7敗3分、18時、ほっともっと神戸、5,558人)
▽勝 平野佳 30試合1勝3敗17S
▽敗 田中 28試合1勝1敗
▽本塁打 大下1号(佐々木千)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、国吉、佐々木千、田中—田村
オリックス 宮城、吉田凌、海田、ヒギンス、平野佳—伏見、若月

© 2007 オリオン村