いや、泣いてなかったな、さすがにふてぶてしさはありませんでしたが淡々とした河村のお立ち台でした。
5回83球での交代は吉井監督いわく球数でなくイニングによるものとのことで60球でも代えたのかとクエスチョンなところはありますが、続投なら100球を超えたかもしれず妥当っちゃ妥当、おそらくは投げ抹消で今季に投げるとしてあと1回か2回あるのか、どうあれ来季を確実に掴んだ3年4ヶ月振りの白星です。
こうなると明日の石川柊よりも二木を見てみたかったりもして、二軍での数字だけなら河村とさほどに変わらないし使わないなら68イニングも投げさせるのは無駄でしかない、二軍で最多イニングが河村の78で次が二木でその次が吉川の62、二木が勝てばやはり3年以上ぶりとなります。
バックが盛り立てる
立ち上がりは不安でしかありませんでした。
本人の言葉どおりに終わるのかよ、と連打に外野フライで進塁をされてあっさりとタイムリーを浴びて、初回にてんこ盛りの27球です。
球速は140キロ台前半が中心で手術前に比べれば落ちていて、抜け球も少なくない、なかなか構えたところに決まりませんでした。
しかしすぐに引っくり返してもらってお立ち台で感謝の言葉もありましたが二回に杉本の飛球を高部が好捕してあれが抜けていたらガタガタと崩れた気がしてめっちゃ大きかった、その後も小川のダイビングキャッチかつ俊敏なトスで封殺などバックが盛り立てます。
高部も同い年だけど佐藤も同い年、ストレートがいまいち走らないと見たかカーブ、スライダー、フォークと変化球を多めにそうこうしているうちにコントロールもやや落ち着いて、森が復帰して西川、太田、頓宮に七番杉本の打線を相手にこれだけ投げられれば上々でしょう。
鮮やかな逆転劇
エスピノーザの立ち上がりも悪かったのがラッキーでした。
例によって初回先頭で高部がヒットを打って送らない西川が繋げば点になる、強烈な打球でしたが宗だったら捕られたかな、これも巡り合わせです。
そして上田がカーブに上手くタイミングを合わせてエスピノーザの足元を抜く逆転タイムリーに安田が犠牲フライ、鮮やかな逆転劇でした。
やっぱリードがあると先発も心平穏に投げられるのよ、西川のは結果オーライでしかなくオーソドックスに二番が送る昭和の野球に戻して欲しいです。
綱渡りが始まる
無事に五回を投げて勝ち投手の権利を手にした河村ですが、ここからが地獄でした。
先発が代わるタイミングが一番の重要ポイントで間隔が空いているのもあり高野脩のロングを期待しましたが小野、はいきなり長打を浴びてぶつけて打たれて二死満塁でどうなることかと、防御率は2点台ながらも被出塁率が3割を超えてしかも投げてみないと分からないのが怖すぎます。
高めでヒヤリとした紅林が打ち損じてくれて救われた、は置いておくとしてこちらも故障上がりながら40試合超で頑張ってくれてはいます。
続くお化け屋敷
河村にはさらなる試練です。
小野で始まったら今のブルペンで他の選択肢は無いにしても澤村はお約束の四球にヒットでやはり得点圏に走者を背負い、続くお化け屋敷でした。
今日で防御率が1点台になって来季がほぼ濃厚となってとは言え14回で13四死球ってどういうことよ、今日が15試合目で残しても年俸半減が正常値でしょう。
ジレンマ
そんな河村を心強くさせたのは待ちに待った追加点、西川がタイムリーです。
小川が膝元のボールに上手く肘をたたんで放ったツーベースを高部が送って、そう、送ったことで点になった、送らずにあの打球では小川の足を以てしてもホームインは難しくしかしこの成功体験でも変わらないんだろうなぁ、吉井監督もサブロー頭も、ともあれ貴重な1点となりました。
小川も上手かったけど西川も上手かった、もう引っ張るよりセンター中心に逆方向が多いんじゃないかと、狙うでなくコースに応じてバットが出ているのがいい、一打席目みたく引っ張るときは痛烈に引っ張るし、ジレンマは地元での勝ち試合で5打席目が回ってこない苦しさです。
横山が締める
この1点に勇気づけられたか今月初登板の高野脩が三人でピシャリと抑えて、先月は安定さに欠いたのがあってきっかけにしたいです。
締めの横山は放り込まれると同点のピンチを招きましたが幕張の防波堤らしく逃げ切れば何でもあり、と思っているかは知らんけど厳しめの里崎も鷹揚でさしたる指摘も無く、打者の背後を抜けるワイルドピッチはありましたがストレートに力があってスライダーもえぐい曲がり方をしてゲッツーもどきはシンカーかな、記録尽くめであれこれ試したいのもあって高野脩の締めでプロ初セーブも見てみたいですが基本はこのまま横山でしょう。
四番アセベド
二回以降は沈黙した打線の四番は第121代のアセベド、ぶっ飛んでいます。
いかに打順に意味を持たせていないかが分かる好例で、アセベドをスタメンで使うのはよいですし大歓迎ですが、四番は無いだろ、適当すぎです。
そのアセベドに一本が欲しかったですが一線級との対戦は糧になる、地味ですが初回のプロ初四球で貢献しました。
ここにきてショート小川を続けているのは何だろう、今日で5試合連続ヒットは今月に3割を大きく超えているのがあるとしてもむしろプロ初アーチで友杉を使い倒すかと思っていて意外、途中出場すら無い友杉があれなのか、似た懸念があった田村は今日に久々のベンチ入りです。
ガラガラ
中止の穴埋めかつ月曜日であったにしてもガラガラのスタンドは1万5000すら疑わしい、満員のZOZOマリンで投げたいと言っていた河村には残念でした。
これを見てしまうとよほどの雨でも強行したくなるのも必然か、その試合はチケットが売れているだろうし、それならば今日などはダイナミックプライシングの本来の機能で価格を下げればいいのに、でもチェックのタイミングにもよるでしょうが高かったなぁ、ブランド価値を維持するのに血道を上げる営業部門です。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 11 | 1 |
| 千葉ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 4 | 7 | 0 |
◆9月8日(月) 千葉ロッテ−オリックス21回戦(オリックス13勝8敗、18時、ZOZOマリン、15,333人)
▽勝 河村 2試合1勝1敗
▽S 横山 40試合2勝3敗6S
▽敗 エスピノーザ 20試合5勝7敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 河村、小野、澤村、高野脩、横山—佐藤
オリックス エスピノーザ、片山、横山楓、高島—若月