これが勝ち方

先発が好投して少ない援護点を守り切る、前日は派手な逆転勝ちでしたが今日のこれこそが今のロッテの最善の勝ち方なのでしょう。
盛り上がるところがあまり多くはありませんでしたし終盤はそわそわしましたが、しかしベンチとしては手応えがあったのではないかと思います。
上沢、伊藤と面倒くさい相手に連勝してカード勝ち越しを決めて、二刀流に挑戦中の上原はしかし先発転向後に連勝で防御率1点台とこれまた難敵ですがここは一気に3タテを食らわせたい、せっかく対戦成績を五分に戻したのですから再びの借金はゴメン被ります。

ロメロが粘り強く

いきなり先頭打者にファールで粘られるなど初回に27球もかかったロメロはしかし屈することなく、6回4安打1失点にまとめてやっとの貯金生活です。
そのアルカンタラに11球、それ以外も押し込んでファールになったと言うよりも上手くカットされたケースが多かったようにも思いますがそれで球数は増えてしまいましたが球威、コントロールとも向かっていく力があったのでしょう、神様仏様ではなくともナイスピッチングでした。
最期が低目にピシャリと150キロのストレートでしたので七回もいけそうな雰囲気はありましたが101球、これがまだ交流戦であれば続投はあったように思いますがリーグ戦に戻る前のお休みでリリーフ陣に余裕が出たのも理由か、ドキドキの3イニングだったでしょうが逃げ切れてよかったです。
東條は完璧、オスナ問題にゲレーロもまずまず、益田はいきなり先頭打者を出すもゲッツーで切り抜けて、見ているこちらもホッとしました。

マーティンがベンチ外

珍しくも遠征中に藤原を昇格させたのはベンチ外だったマーティンの穴埋めでしょう、ゲレーロが外れるかと思いきやこの札幌でオスナ問題を決着させるために残したのであればいいアピールになりました、一方でマーティンだったのが意外ではあります。
同じパターンであれば茶谷を引っ張り上げてエチェバリアを外す選択肢もあったはず、前日の井口監督の言動に穴のエチェバリアが有力になったかと思えばそうでもないのか、左腕が先発だったわけでもないのでこの判断が意外ではありました。
打線は伊藤に手こずりそうな立ち上がりでしたが下位からチャンスを作って四番山口が上手く低目を拾う先制2点タイムリーを放って、2点目のホームでのクロスプレーはBIGBOSSの指摘が効いのたか前日の宇佐見よりやや後ろで捕球しようとした石川亮が捕り損ねましたが捕っていてもコリジョンの立ち位置になったような、それとも例によって流れの中との言い訳で許されたのか、何であれ弾いてくれてラッキーでしたし衝突することもなくてよかったです。
ロメロが被弾した直後の追加点も大きかった、四球の荻野を初球では決められませんでしたが高部が送って、そして中村奨が三塁線を破る理想的な形でした。
あともう1点か2点が欲しかったですし六回以降も得点圏に走者を送ったり先頭打者を出したりしましたが高部が連日の牽制死など押し切れず、それでも簡単に終わらなかったのがリリーフ陣のテンポに繋がったところもあったでしょう、この調子で明日もお願いします。
さて貴重な先制点を叩き出した山口ですが明日が美馬となれば捕手は松川なのでしょう、さてどうする、山口を残すのか佐藤都でいくのか、注目です。

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◆6月18日(土) 日本ハム−千葉ロッテ8回戦(4勝4敗、14時、札幌ドーム、22,014人)
▽勝 ロメロ 11試合5勝4敗
▽S 益田 27試合1敗16S
▽敗 伊藤 12試合5勝5敗
▽本塁打 野村4号(ロメロ)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、東條、ゲレーロ、益田—佐藤都、加藤
日本ハム 伊藤、河野、鈴木、福田、西村—石川亮、宇佐見

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