自力CSが消える

自力でCSに進出する可能性が無くなりました。
もちろん復活の可能性もありますがそれよりも優勝の可能性が断たれる方が早そうな、最短で明後日にも消滅です。
そんな今日は雨雲レーダーに無い雨雲が強風の雨をもたらし「行くな」と囁いて肌寒くもあったので悪魔の誘いに乗って、勝っていれば唐川、負けていれば坂本、とここまで写真が撮れていない選手への心残りはありましたが、いずれも投げませんでしたので結果オーライではあります。
残念だったのは5年ぶり、史上6度目の「鳥の来襲による中断」に立ち会えなかったこと、扇情的な見出しとバットを持った角中の写真に動物愛護団体からクレームがきそうな事件はしかしロッテへの追い風とはならず、角中のそのバットからも快音は聞かれませんでした。

下手くそ

荻野の欠場は雨で緩い足元を慮ったのか、それとも症状が重いのか、しかし代わりの藤原が昨日、今日で3安打1四球とそれぞれ2度の出塁をしていますから山崎福を攻略できなかった理由を荻野の不在に求めることはできず、ただ不甲斐ない、それだけです。
前日と同じ左腕に対して今日はその藤原を二番に入れて三番には中村奨を戻すという迷いと言いますか腰が据わらないと言いますか、そして同点に追い付いた三回のさらなるチャンスに藤原、中村奨が倒れたのは偶然と思うしかないのか、今季はやたら無気力に見える見逃し三振が目立つキャプテンです。
その中村奨の藤原を塁上に置いた八回の飛球は角度よく逆転アーチになるかと思えば敢えなく失速、そういうものなのでしょう。
あれだけ腰砕けになりながらもレフトスタンドに叩き込んだ井上と押せ押せムードだっただけに、こちらもやたら目立つ和田の牽制死も痛すぎました。
要は野球が下手くそなのでしょう、断面を見ればいいプレーも少なくないですがトータルでは押し負ける、その結果が今のポジションです。

小野が戻ってきた

佐藤奨は石川の離脱が想定外だったこともあるのでしょう、2回17球からの中5日での先発は5回途中を2失点と責任イニングを投げきれませんでした。
それでもコントロールに苦しみながらも3安打でしかなく、リードを許しての降板は責められない、責めたくはありません。
1ヶ月半ぶりに一軍に戻ってきた小野にホッとしましたがいきなり吉田正にやられて不運な打球もありましたし、こちらもまあ仕方ないでしょう。
追い付いての八回はここにきて登板過多じゃね、の西野のど真ん中への失投を吉田正が見逃さず、続けて打たれてはいますが唐川でなかったのも台所事情を顕しているようで、そして九回に戻ってきた益田がトドメの2失点で分かりやすい負け方でもあります。
吉田正はさすがとしか言いようがありませんし羨ましくもありますが、それよりもオリックスには若月やら伏見やら頓宮やら捕手にやられるケースが多いような、キャリア7発のうち4本がロッテ戦の太田なんてのもそう、ここにきてそういった野球ができるオリックスが強いということです。

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オリックス 0 1 0 0 1 1 0 1 2 6 10 0
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◆9月20日(火) 千葉ロッテ−オリックス23回戦(オリックス15勝8敗、18時、ZOZOマリン、21,035人)
▽勝 比嘉 28試合5勝1S
▽S 山崎颯 13試合2敗1S
▽敗 西野 35試合3勝3敗
▽本塁打 太田1号(佐藤奨)、井上6号(小木田)、吉田正20号(西野)、伏見3号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐藤奨、岩下、小野、東條、西野、益田—松川
オリックス 山崎福、小木田、比嘉、本田、山崎颯—伏見

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